プレス仕様 エアクリーナーエレメント交換 その3 純正エレメント

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長年の夢が叶い、遂にホンモノです。

上部の「TOYOROKI」刻印が素敵。

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やっぱ、パンチングの穴数が違うね。

写真じゃ判り難いですが、差し込み部の径も僅かに違いまして純正は楽に差し込めます。社外は結構キッツキツ、外す時は結構力技。

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パンチング穴径も違うみたい。

トータル合ってるって事なのか(そこまで考えてないと思うけど)一般流通してるパンチング板がコレなのか。

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周りが暗く写る=明るい=透過率が高いのかも?

 

純正エレメントを装着してみましたが、体感出来る差は何もなく。

何となくトルクアップしたような・・・。

2L5-82508-20 メインスイツチアセンブリの進化

2L5-82508-20→36X-82510-01→53C-82510-00という部番変更の歴史。

「53C」って何ぞや?

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鍵の形状がとんでもない事に。

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実は、防水カバーでして、黒い部分はゴムです。

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こんな感じで取れます。

 

このメインスイッチ、部番変更の歴史=接触不良の歴史ですから、三度笠でも付けとけって事になったのではないかと。

 

53Cってマリンジェット

3FW Rクランクシール交換

スカイラインの愛称「ケンメリ」とかいうじゃない?

それに倣うと「メシウマ」か?このDT125R

 

手押し車化するまで普通に走ってた場合、キャブそのものに原因があることって殆ど無いですよね。

「普通」

の基準がモンダイではありますが・・・。

 

支那キャブに換えてみたけど、無駄。

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この時点で何が起きてるか判る貴方、相当アレですよ。

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凄まじく劣化したブツが出てきました。こりゃ、昨日今日壊れてたってワケじゃないね。数年前からレベルですね。

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今イタズラしてるエルシノアと違って行方不明な部分は少な目。

しっかしまぁ何なんだろう?表面のゲソゲソ感、この劣化っぷりって・・・オイル?

排ガスが香ばしいんだわ、この3FW。

オートルーブ入れとけば間違いないんだから・・・といってもスカトロールとか入れたくなる気持ちも判ります。

 

オレだけは大丈夫とか今のスカトロは品質が違うとか思っちゃう信者の方を止める言葉は有りませんね、もうね・・・こゎぃんだゎケミカル教徒は。

MT250 エンジン分解~Lクランクケースカバー内~

カバーにオイルレベル点検ボルトが付いてるアタリにハスラー感が・・・相当、スズキのエンジンを参考にしたんでしょうね。

ばらしてても何時もオレを発狂させる意地悪設計、ホンダイズムをさほど感じません。

ヘンテコな寸法のオイルシールやベアリングも今のところ無くて、ある意味拍子抜け。

 

私、車載状態で外せるものは全部外す流派(少数派ですが)なので、どんどん外していきます。

 

クラッチカバー下のクリアランスがギリギリ、若干フレームと干渉しますが何とか外して、ゴチャゴチャしたモダンタイムな部品を外していきます。

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ここら辺は何処のメーカーも一緒ですね。

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プライマリギアのロックワッシャ、クラッチセンターナットのロックワッシャ、ともに廃盤部品。やりたくないけど優しく外して再利用。

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湿り気あるほうがよさそうなシフトドラムが上に付いてるのがホンダオリジナルな感じです。ようやく出てきたな。

プラスネジの廻り止めに時代を感じさせます。

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シフトドラムストッパーは2丁掛け。

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大体外れた。

シフトドラムのプラスネジ、クソ硬いし外さなくてもドラム本体と同径っぽいんで、このままいきます。

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クランクベアリング横に昭和48年の跡。

マグネシューム風味塗装後、乾燥前に触っちゃったみたい。

こういうの、モえるよね。

MT250 クランクベアリングの規格

各部ボルトの締まり具合、廻り止めのカシメ具合からして新車時から弄られてない車両っぽい。

弄られちゃってたら資料的な価値無し、何を信じてよいのやら疑心暗鬼の袋小路。

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このバイク、左右共に同じベアリングです。ありそうでない左右共通。

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6306 C3

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だってさ。
なんと規格ベアリングです、ホンダなのに珍しいです。
この頃はマトモだったのでしょうか。

MT250 エンジン分解 ~腰上~

社外ガスケットも届いたんで、いざ分解。

ジェネレーターとかオイル抜き取りとか当たり前の部分は端折って、いきなりシリンダー取り外し。 

 

このエンジン、ノックピンが鬼門。

特にシリンダー。

ひょっとしてシリンダーもマグネシウム合金?が「割れますよぉ~」すんげぇ軽い打撃音で心拍数アゲアゲモード。

アルミだとしても軽さ重視、強度2の次的な材質なのは間違いなし。

排気ポートにボッコ当てて打撃、打撃。

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まぁ何とか首チョンパ

フライホイール側にノックピンが付いてるのは意地悪なのか、ホンダイズムなのか。

クラッチ側だと長期不動ミイラ状態でも錆が少ないハズ。

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まぁどっちもどっちか?ってスタッドボルトの錆具合ですね。

ピストンはまぁまぁ致命傷ですが・・・リングはビンビン。

こりゃクランクシール抜けしてるのに無理矢理乗って焼いたっぽい。

 

ピストンやリングは部品も出ないし、コレ位だったらワケ判らん社外品(1流3流問わず)よりペーパー掛けでカチャカチャ言わせて乗ったほうが結局長持ちするという経験則。

3FW 中華VM24キャブに未来はあるのか?アゲイン

車体に付いてたキャブ、

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この胡散臭い輝き、ミクニエンブレム(よく見るとMじゃないな)間違いなく中華パチモン。

 

ちょっと変わってる?メーカーが違うのかもねって思ったらケイヒン刻印だった5年前のパチモン。

overflow.hatenablog.com

 5年ぶりのご対面。

 

当時のパチモンより更にクオリティーダウン。

色々、手抜きコストダウンしてるみたいで、

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フロートカバーガスケットが長靴のゴムになってたり、

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ニードルバルブの受け側が圧入タイプになってたり。

ココはイタイなぁ~最悪、部品取りで使おうと思っても流用効かず。

相変わらず全てのジェットに刻印は有りませんでした。

 

ワケの判らない仕様変更するのは今も昔も変わりませんね。