C105 フロントサスの下部ブッシュ

フロントサスが動く度にカキンカキンと異音。

原因はピボットボルトの緩みガタが出てた。

多分意図的にやったっぽい雰囲気。

動き悪かったのかなぁ~。

 

そうなると、やっぱり一通り点検しておきたくなり、分解。

フォーク内側がグリスまみれでスンゴイ事になってます。

オイル漏れとかグリス差しすぎってワケじゃないみたい。

多分防錆を狙って昭和の整備員が施したっぽい、グリスのカチカチパリパリっぷり。

ただ、錆は殆どない・・・グリス+廃油ブレンドが防錆の決定版なのかね?やっぱり。

 

リアサスに漏れ無し、抜けアリ。

綺麗なモンですし、ブッシュのヘタリもほぼ無し。

こりゃ大事にのってたっぽいな。

 

ブッシュの向きなんですが、

車載では▲を前向きにセットしてありましたが、上向きだよね?

今の所、上向きセットしか見た事ないなぁ~。

左に付いてたブッシュがグリスにやられたらしく、変形膨張劣化アリで巨大化しております。

しゃーないんで、右に合わせてあんな角度やこんな角度にしてセット。

 

70Z2 高回転不調 その5~C100のエアクリーナーボックス加工~

OHV時代の車両に6VOHCエンジンのスワップを考えてる方、必見。

 

そもそもC100にOHCエンジンを積んでるトコに問題が有るような気がしてきて、パーツリストとにらめっこ。

 

↓C100

↓あんどん

ちっちゃくて判り難いですが、ボックス開口部に違いあり。

行灯は開口部小さくてエレメント周りの容量は大き目っぽい。

ボックス自体は流用可能かもしれませんが、レッグとの絡みとかありそうな気配。

 

取り敢えず、原因がエアクリ開口部面積と決まったワケではないので、実験。

ご家庭で簡単に出来る加工で、

養生テープ攻め。

すると、僅か2~3kmの走行で

こんがり焼けました。このプラグは↓元々燻ってたヤツ↓をそのまま装着。

数十キロ乗ればもっと綺麗に焼けるハズです。

 

容量不足になる可能性はありますが、あからさまに養生テープ攻めボックスのほうが調子良かったんで、ボックス側を加工。

サンデーシートをセメダインXで接着。

ペラい感じ、純正ボックスの素材に限りなく近い感じ。

念の為、蓋の裏にも隙間テープを貼ってみました。

見た目は変わらんけど、吹け上がりはあからさまに変わりました。

高回転での「ボオウウウウ」は無くなり、チョイ開けで「ヴィーン」でございます。

あと、意外だったのがアイドリングの低下。

アジャスター全緩め寸前だったのが、1/4回転位締め込むぐらいに変化。

 

コレでOKなハズですが、あいにくの雨で走行中止。

 

=翌々日=

試運転結果OK、かぶりも無く「ボオウウウウ」も無く、快調。

快調なんだけど・・・メーター読み70チョイ位でアップアップ。

時と場合によって最高速激変するようなトルク、遅いなぁ。

って、ついつい90と比べちゃいます。

 

70Z2 高回転不調 その4~コネクティングチューブ内に小細工~

保険?のセッティングはまぁまぁ出たトコで、純正#72に戻して原因探求。

メイン上げてOK!ってトコが多いですが・・・マフラーもエンジンもキャブもノーマルなのに、キャブセッティング?一昨日来やがれチャンチャラオカシイ。

ノーマル車両で純正キャブセッティングにケンカ売って勝ったヤツって居るのかなぁ~メーカーの血と汗と涙の結晶。

こんな症状が出た場合、どっかに必ず間違いがあるという発想な私。

 

濃いのか薄いのか、コレを確かめる為ダケにメインジェットを換えてみたワケで、#95でOK!なんて訳にはいかんでしょ?

恰好ダケなら、コゾー宜しくメインジェットで辻褄合わせ、ソレはソレでアリ。

 

じゃぁ、リストラクターを。

昨日のAA01ダクトの残骸を装着してみましたが、これでもまだ吸い過ぎ。

 

キャブセッティング同様、やり過ぎってレベルまで一回試したほうがゴールは近いだろうなぁ~という事で、

何か(R1Zとかヤマハ車用)のライトケースのブッシュがダクト内径にジャスト。

コレなら空ぶかしでも吹けたんで、試走。

最高60位、アクセル多目に開けないと走らない&もたつくけどストールは無し、濃い目の症状。

プラグにも表れてますね。

 

何だかやってて思い出した、チョイノリ前後期チャンポン車両のエアクリーナー加工。

overflow.hatenablog.com

そっくりな症状。

輪廻転生デジャブでございます。

 

70Z2 高回転不調 その3~キャブ⇔エアクリの2次エア~

パワフィルポン付けで出る「ボオウウウウ」に似てるなぁ~と。

上だけ不調、薄い感じなんですが下は絶好調。

 

今までの経験上、それ程影響無いハズな↓ココ↓のパツキン。

17252-041-000  エアクリーナーケースガスケット ゴソウダン

やっぱ出るワケないか。

全く機能してないので、ウレタンスポンジにてワンオフ

 

で、フレーム側に光明丹塗って、

今度は不細工ながらも機能的には問題無し。

この状態でエンジン始動、手で塞いでもエンストせず。

このダクト、パチモンです。

純正と比較するとフニャフニャ長靴のゴム的フィーリング。

去年は出てたMD50用やC50ZZ用はゴソウダンパーツ、値段はまだ残ってるけど・・・もう駄目かも判らんね。

エンジン号機的に考えると胃袋タイプが付いてるんで、ひょっとしてアレじゃないと不具合あるのかもなぁ~。

 

ダクト自体の内径や全長もぁゃιぃ限りですが、この車両もぁゃιぃ限りでOHVフレームにC70エンジン搭載しております。

 

てなワケでスッカスカ。(行灯以降は楕円なんですが、C100系統は丸パイプ)

一応詰め物してあったんですが、パークリ噴射で瞬殺エンスト。

めっちゃ吸ってる証。

 

何か耐ガソリン性があるブツ無いかなぁ~とカブ部品塚を物色。

本職が超勇敢朝夕刊配達で8万㌔位使い込んだコネクティングチューブ。

カッチカチですが、素材としては良い感じ。

捌いてバラバラ、エアクリ近辺のダクト径とC100差し込み部の径がほぼ一致してたんで、三日月状に裁断。

ホンダボンドAで接着。2次エアゼロになりましたが「ボオウウウウ」相変わらず。

ダクトが怪しいのはアレですが、ホントに濃い薄いなのかも疑心暗鬼になってきたので、メインジェット変更して乗ってみた所、#95で「ブィィーン」キッチリ回りました。

再加速時に若干もたつく程度で実用上問題無いレベル。

 

たださぁ~23番、9ランクアップって・・・フルノーマルあんどんカブ比で、ほぼ直キャブという事。

チュゥニィング?・・・えぇ、間に合ってるし興味ありませんね。

 

プレス仕様 アクセル開けてる時だけ異音発生の原因は・・・

高回転では気にならず、アイドリングや中回転域まで「チィチッチチチ」みたいな音。

 

クラッチとか駆動系?ピストンかロッカーアーム周り?なんて思いながらも調子良いんで乗ってましたが、昨日のあんどんマフラー交換で気付きました。

見事な排気漏れ痕。

 

カブってガスケット入ってなくても、スタッドボルト一本折れても爆音にならなかったりして、アレなんですが・・・。

 

ガスケット交換したら異音消滅、見事に直りましたよ、ハイ。

そーいや支那マフラー時代から何度もマフラー脱着してるのに、一回も換えてなかったな。

 

「チィチッチチチ」がまさか排気漏れの音とは・・・カブだけに元々静か+チンマイ音で判り難い現象でした。

 

ですが・・・

overflow.hatenablog.com

結果、コレの前兆でした。

大端ベアリングにガタが出ると「チャカチャカ」みたいな音が出る、結構小さ目な音でタペット過大みたいな音でヤバイ音っぽくないけど、実は超ヤバい。

冷音間関係なしで出てるとかだったら大問題かもね。

70Z2 高回転不調 その2~ジェネレーター再点検~

電気か混合気か?どっちも一通りやったけど、無駄。

気が動転して未開封感バリバリのとっつぁんバイクなのに、バルタイチェックしてみたり。

始動性良好、アイドリング安定、上だけだもんなぁ~なんて、悶々と考えてる暇が有ったら手を動かせと。

 

火花はバチバチ飛んでおり、電圧も申し分ないので可能性は薄いですが・・・今回みたいなレアケース&目に見えない部分の何かが壊れてる系は、無駄の繰り返しをしないと不調の原因って中々発見出来ない物です。

 

たまたま同じフライホイールがあったので、交換して症状に変化があるか確認。

火花が更に力強くなりましたという、ソコじゃないよぉ~って部分がカイゼン

この超合金の鋳物的なフラホ、時々ありますねぇ~磁力低下。

鉄製バリバリなヤツで磁力おかしくなってるのは今の所、遭遇経験なし。

 

結果、相変わらず「ボオウウウウ」アクセル開度3/4位までしか使えません。

 

ジェネレーターもあったな、とシャリーエンジン用意。

ベース外すのはメンドイんで上物だけ交換しようと思ったら、

ヒタチとデンソーでプライマリ&チャージコイルのピッチが違うのね。

デンソーのほうが狭い。

どっちもLクランク、ベースごと換えてみるか。

プレス仕様 C70Zのマフラーを面白半分でテスト

暗礁に乗り上げたC70Zの高回転不調修理。

論より証拠、好調なバイクとスワッピングパーテーすれば良いじゃない~と。

そんなワケでカブ90にマフラーとプラグ、それにプラグキャップを付けて良否テストを敢行。

 

バッフル外しても、殆ど音量が変わらないタイプの最終モナカマフラー。

まあ当然の如く、ボルトオンとはいかない訳です。

・90なんで6mm寸足らず(ピボットシャフト部の穴が合わない)

・微妙にカチ上げ状態になる

・キックがバリ干渉、始動の度に戻す作業が必要。

と、実用には程遠い純正流用。

オマケに遅い。

全く駄目じゃん。

バッフル抜いても、60からの伸びが全然足りねーじゃん(武富士風に)


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イヤモウシワケゴザイマセンといった結果。

まぁ70だったら、コレ位で良いんだろうね・・・実際、最初から70マフラーで乗っちゃったら判らんかも?ってレベル。

ちゃんと80チョイ出るし、無理すりゃ2速50km位までは回るし。

少なくともマフラー自体の不具合は無い感じ。

70Z2で出てた高回転での「ボオウウウウ」って感じも全く無く、高回転まで回ります。

 

左が今回の70モナカで使ったプラグ。

プラグ番手低いのに純正90マフラー+7番より濃い目という、教科書通りにはいかない結果に。

エキパイ&膨張部のパイプ径が細いせいなのか・・・俗にいう「抜けが悪い」状態です。

かといって、トルクも無い。

こういうのって、キャブセッティングでどうのこうのならないのが世の常。

元々合ってないとか、性能悪い物に合わせるなんて愚の骨頂、無駄。

 

あ、排ガス規制後ってコレ位焼けてアタリマエ、焼け色は白熊色でインジェクション車と大して変わりません。

キツネだと日ハム別に悪い事もないですが、燃費悪かったり、上の伸びがイマイチだったり、ちょっとした坂道や風でアクセル開度が多目になりがちだったり、ズボラ運転3速30km位からの加速が悪かったり・・・ってのが今までのカブにおける経験則。

 

パワーダウンといい、やっぱ90には90用マフラー付けないと駄目みたいね。