ヒューズボックス交換 その2

知恵熱も治まったんで、前日の続き。
まずは他車種のヒューズボックス流用したので表示が滅茶苦茶なのを修正。

元のヒューズボックスに付いてたシールをうまく剥がして再利用。
奇跡的に糊が残っていたんで、そのまま貼れちゃいました。


入庫時は全体からモエレ沼みたいな臭いがしたり、蜘蛛だらけだったり、
最悪な状態だったんですが、ひょっとしたら状態が良いのかも知れません。
まあ、乗ってみないと判んないけどね。


次は予備ヒューズ置き場。
4系統ともアンペア数違うんで、4個置き場が必要になります。
元々のスペア置き場と使わない回路部分で、計3箇所はボックス内に収納できます。
1個置けないので、コーヒー飲みながら色々思案。
で、たまたま目の前にウインカーリレーか何かのラバーステーが。

うん、いける。これで決定。


最後にボックス固定。
角度的な問題と、使い勝手を考えてマジックテープで固定することにしました。

出来れば、ヒューズボックスなんて見て欲しくないんですがね。
けど、旧車なんで何が起こっても不思議ではありません。
何かあった時、何だかグチャグチャとシステマチックな改造してあると
いじる気なくしますよね。



ノーマルより、ヒューズ交換がしやすくなりました。
ノーマルって変な角度付いてるし、奥まった所に装着されてるから交換時に
指攣りそうになりました。
スペシャル予備ヒューズホルダーはフレームのガゼット部分の穴に挿入。
ラバーステーのポッチがジャストフィット。




んで、今日の作業は終了と思った所で何か外が賑やかです。

排雪来ちゃいました。
道路が1943年のスターリングラード郊外ばりに掘り返されてます。
冬季塹壕戦か。
いっつも3輪車(ジャイロ)で通ってるので、これじゃ帰れません。
近所のじいさんたちも、昔を思い出したのかシベリアに抑留された兵隊さん
みたいな格好をして出てきました。


延長戦開始です。

チェーンカバーのネジ。これ、普通のドライバーじゃマフラー外さないと回せません。
対角8mm頭のボルトに変更。うん、おしゃれ。

タンデムベルトの取付ベースをメッキ補修スプレーで再塗装。うん、イカすぜ。

割れてたテールランプを取付ピッチが同じZXR250用に交換。うん、かっこ悪い。
所々干渉するので、ランプ側を多少削りました。
あくまで、試運転用だから許して。ちゃんとノーマルに変えます。


暇つぶし的な作業(不毛な作業もありましたが)で排雪が終わるのを待ってたら
午前1時です。まだまだ彼らは頑張るようです。
排雪作業ちょこちょこみてたら、何か大変そうです。
素人考えでは「ガァーと削って、ダンプに積んで終わり」程度に思ってましたが、
グレーダーが何回も行ったりきたり、何回かに分けて積み込んだり大変そう。
巨大な作業車で路面が出るギリギリまで、何回かに分けて削っていく作業は
職人芸ですね。雪の塊も殆ど残さずに積んできます。


排雪を間近で長時間見たのは初めてで、大変興味深いものがありました。
まあ、今年は排雪入らない地域も多くて文句言う方もいますが、現場の作業者たち
は頑張ってます。
ただ、ただ感謝です。