ガソリンコック分解


妙にノブの作動が軽いこのコック。タンク内があんな状態だったから激戦が予想されます。
まず、ノブはずして、

行先案内表示板をはずして、

ガソリン切り替え部分をはずしました。

崩壊したOリングが年月を感じさせます。
分解してて思ったんですが、このコックカワサキヤマハあたりで結構使われてるコックですよね。
タンク側の取付ピッチはTZR50やゼファーと同じっぽいし。
ノブが特殊だから色々特殊かな?とも思ったんですが、中身はいたって普通の
太陽技研製コックです。
組み合わせで色々部品の流用がききそうですね。


案外、綺麗でびっくり。

負圧バルブの作動部分も大変綺麗です。

ココ腐るとエンジンOFFでもガソリンポタポタ出ますよ。
受け側腐るとOリング変えても駄目です。キャブのフロートバルブの受け側と一緒で
巧みの技を持つ職人でもない限り、修正は難しいですね。
そーなると、ボディーごと交換しないと駄目になりますね。


内部はキャブクリで軽く清掃しただけですっかり綺麗になりました。
ヤマハの純正部品で出ない負圧のOリングは、カワサキの部品で代用します。

GPZ900R用で頼んだやつだったかな、このOリング。
付いてるゴム類はパリッパリに硬くなっていたので、基本的に全交換。
ただ、中のレンコンみたいなゴムパーツは交換しませんでした。
これも、何かの合うと思うんだけど判りません。誰か教えて〜。
あとは、タンクに付けてみて確認するしかないですね。


ネジが錆びてたので交換して組立て。

とりあえず組立て完成。
後は、タンク出来てから作動確認するだけですが、タンクは何時出来る事やら・・・。