キック分解&スタータークラッチ周り分解

大雪ですねぇ。


で目の前にあるのは、警察24時に出てきそうな紫色のJOGです。
ZRエンジンに換装してある羊の皮を被った狼仕様です。
キックの戻りが悪いので、軽いノリで分解。

軸受けのグリス切れが原因でした。


ココまでは、楽しいバイクいじりだったのですが、キックギアを組み込むのに一苦労しました。
タイラップで縛ってみたり、色んな事してみましたが、結局マイナスドライバー使ってプルプルしながら組み込みました。

スプリングをケース側に入れた状態で頑張らないと入んないんですねぇ。
2〜3回パチンッとなって慌てたのは、いうまでもありませんね。


続いて、スタータークラッチ

エンジンかけた後に暫く「ギャーン」となったり、セルの回り始めが重い感じがあったので分解清掃です。
プーリーはずして、セルのギアを固定しているプレートを外し、手前に引き摺りだしてやります。

取ったばかりの状態。そんなに汚れてないですね。
ひどいのになると、ベルトのカスだらけになってます。
パーツクリーナーで清掃しました。
ココも↓

綺麗にするわけですが、不用意に扱うとビックリ箱よろしく、ビョーンと飛び出しちゃって探すの超大変になるんで注意っす。
スプリング側を細めの何かで抑えつつ、太鼓状の部品を外します。

うまく外れました。
ここもそんなに汚れてないですが、錆が発生してます。細めの何かで錆を取り除きました。
最後にパーツクリーナーで清掃。


ニードルベアリング当たり面に極々薄くシリコングリスを塗布してから組み込みました。
あまり塗っちゃうと汚れをよんじゃいますからね。


んで、キックとセルで始動確認。

どっちでも、一発始動で調子よさそうです。
セルもキックの戻りも問題なし。作動良好。