メーター分解

地震ありましたねぇ。皆さんご無事でしたか?
ポンコツ秘密基地は崩壊するかと思いましたが、何とか大丈夫でした。
全バイクがグラグラ揺れて怖かったっす。



ダブルディスク化して、ブレーキ周りだけサンパン仕様のイカしたヤツです。
エンジンはいい感じなんですが、29Lと同じくメーターが不調です。
タコメーターは動くんですが、針のレスポンスが超悪いです。チョベリバっす。
エンジン止めても、1000回転あたりで針が暫く止まってる状態です。


メーターを取り外して分解開始します。

4L3の場合、レンズ部分がカシメてあるというか、枠の鉄板を折って固定されてます。
したがって、29Lみたいにサクサク針を触れる状態まで持っていくことが出来ません。
しゃーないので、細くて、先の尖ってる何かでカシメを起こしていきます。
変に気合入れちゃうとメーターの枠が歪んで元に戻せなくなるので注意が必要です。

分解成功。
レンズ裏面は曇り止め加工されているんで、触らないでね。


針をつまんで動かしてみると、凄くダンパーが利いた感じでヌソォーっと動きます。
潤滑剤をほんの少しだけ軸受け部に差して暫く置いておきます。
その後、針を持って強制的に17000rpmぐらいまで回したりして、スムーズに動くようになるまで動かし続けました。
スピードメーターも同様の作業をしました。


そして、元どおりに組みます。
カシメ部分はちっちゃいハンマーと丸棒とかで慎重に戻していきます。コチコチ

いい感じに出来ました。


新たな問題発見。
スピードメーターなんですが、

割れちゃってます。
この材質、中々接着剤が効かないんだよなぁ。おまけに変な型付いちゃってて反り上がってます。
ない知恵絞って考えだした作戦がこれ↓

短いタッピングビスを突っ込んで、ワイヤリングでギュッと締め付けて固定してみました。
追加で、セメダインボンドスーパーXを隙間に塗布。これで大丈夫でしょう。


組みなおして、車体に装着。
で、エンジン始動して動作確認。ボロンボロンとヤマハ独特のアイドリング音が響き渡ります。

29Lのメーターより、レスポンス悪いですがこんなもんでしょう。
つうか、昔乗ってたのもこんな感じだったなぁ。空ぶかしで針が追いつかない感じが時代感じさせますね。


多分、29Lよりこっちのほうが排気音聞きたい方が多いと思いますんで、明日でも始動動画とって見ますか。
ちなみに音は殆ど変わりません。というか、同じ音です。
ただ、空ぶかしのレスポンスは29Lのほうがいいですね。YPVSって偉いんですね。
ギンギンにレッド近辺まで回す予定。レーシングっす。
これもエンジンの状態いいんだわ。これが。