メーターの動作確認で始動した時、4〜5回キックしないと始動しませんでした。
ちょいと変です。
普通の状態なら1〜2発始動が当然なRZ系エンジンでは、ありえないです。
プラグ見てみると、左側だけ濡れ気味。
ここで、基地関係者なら一度は見たことのある、油面チェックです。
どんなバイクでもこの作業やってますね、俺。
CVKの油面チェックなら、俺にまかせろ〜ってカンジ。
あ、嘘です。
CVK大嫌いですから。
あのやる気の感じられないフロートをみると地獄の日々を思い出しますね。
高いですねぇ。
マニュアル見ると合わせ面から2mm下って事なんで、3〜4mm高いです。
キャブ外しますか。
このバイク、キャブ外すの超簡単です。CRM50なんかより全然簡単。
こういう設計、助かるな。ありがとうヤマハ。
①後ろ側のダクトのバンド外す。
②ダクト歪めて手前に外す。
③燃料ホースとオイルホース外して、スロットルバルブのトップキャップ外す。
スロットルバルブは無理して抜かないほうが外しやすいです。
④前側のバンド緩めてスッポ抜いて外れた。
タンクやサイドカバー等外さなくてもイケます。
で、基準値より1mm下げの方向で調整。
車体につけて、実油面を計測。
ダメ。
受け側の内部を、割り箸で清掃したけど、何の変化もなし。
先っちょは段つき磨耗とか一切ないので大丈夫そう。
見た目は、綺麗なんですが駄目なもんは駄目なんで、部品取りキャブを用意。
外観はまあまあですが、内部が
グッサグサです。こんなキャブの部品使えるか?こりゃ駄目かもしれんね。
まあ、やってみないと世の中わからん事もありますよ。
左右のどっちかつかえりゃ、金かけずに直せますからね。
安く修理するにゃ、トライ&エラーの繰り返しです。
大体、フロートバルブ高いんだよヤマハさん。
スズキの部品で同じのでないかな?
今度調べてみよう。
フロートバルブ受け側が完全に固着しており、抜けてこないので、
男らしく、糸ノコで切断。腐ってて使い物にならないキャブなんでドーンといこう。
無事、救出に成功。
一晩、キャブクリに漬けて明日装着してみます。
29Lキャブの残骸。もー使う所ないな。