排気バルブのステムシール交換

部品揃ったので、作業開始。
30年以上経過した、ガスケット剥がすのに一苦労です。

排気ポートのカーボンもカリッカリに硬くて清掃が大変。

細い棒状の物体をかき集め、ツンツンやって綺麗にしました。バルブシートに気をつけながらね。


吸気側はまあまあでしたが、排気側のバルブ当たり面は荒れてたので、たこ棒でツンツン&シュッシュ。

#240コンパウンドだけで十分綺麗になりました。
当たり面の幅もOK。


交換するステムシールです。


左がお古、右が新品。見た目は全く変わりません。
コッタ突っ込むのにプルプルしつつ、無事ヘッド組み込み完了。

バルブスプリングコンプレッサーは必要だよん。


ガスケット関係はキタコのキットを使用。
プリプリ組み込んで、シリンダー周り組み上がりの図。

スタッドボルトのトルク1,1kgです。
何も考えずにぎゅっと締めるとナットなめちゃったりします。オーバートルクダメダメです。


ついでに、キックの根元とチェンジペダル根元のオイルシールも注文したので交換。

安心と信頼の純正で。


ココ、オイル漏れしてるカブ系エンジン多いですよね。
ほんとに抜群の耐久性なんでしょうか?ホンダカブ系エンジン。
オイル上がりも含めて、普通の耐久性のような気がしてなりません。
メイトやバーディーも含めて国産ビジバイはみんな丈夫です。
ホンダが昔やった広告戦略がいまだに効いてるんでしょうかね。
ポンコツ化したらどれも一緒です。カブだけは大丈夫って、信じるものは救われるの世界ですよね。


そんなつまらん事を考えながら、延々と作業をつつけて7時間。内清掃&ガスケット剥がし5時間。
夜も更けてまいりましたが、春なんでそんなに寒くないですなぁ。

組みあがり。
明日、試運転してみますか。