シリンダー&ピストン点検&清掃

部品入荷する前に、カーボンとか落としておこうかと思まして。
シリンダー内側にへばり付いてる、溶けたピストンのアルミをホーニングウェポンで除去。



微細な傷(爪立ててみても、引っかかりなし)は

1000番の耐水ペーパーで軽く慣らしておきます。
あくまで軽く。
排気ポートのカーボンはパーツクリーナーで軽く取れる程度しか付着してませんでした。
RCバルブのカーボンは、丹念に清掃するなとHRCマニュアルに書いてあった記憶あり。
理由は、隙間が極力ないほうがパワーが出るとか何とか。
スムーズに動いて、全開時にポートの大きさ確保してりゃいいって事。


ピストンも同様に処理。

しっかしまぁ、ピストンピンの厚みとか、

ピストンヘッドの表面処理とか、(表面がニッケルメッキ、リンク溝が硬質アルマイト処理)

えらく手の込んだ造りになってます。
冬場にイジったRZ250Rとは隔世の感があります。ホンダだとMVXか。


たかだか5〜6年でこの進化。
バブル時代のバイク(特に2ストレプリカ)恐るべし。
売れたとはいえ、絶対元取ってないでしょ、ホンダさん。