ブローバイガス対策 その1

HIDつきのイカしたCJ41A入庫。

ビックスクーターもブームが去って、普通に乗りたい人にはいい感じですね。
相場的にも落ち着いてきてるし。
あ、結構嫌いじゃないですよ、ビックスクーター
自分で金出してまで乗る気は全くないですが、未知の乗り物って感覚。
たまに乗ると新鮮。
爺さんになったら乗ろうかな。


さて、本題。
不具合が少々ありって事で入庫したんですが、
その1=始動性が悪い。かかるときはかかるが、ダメなときはバッテリー上がるんじゃないかってくらい。
冷間時のみで、暖気完了後は問題なし。
その2=がたつき音がする。オーナーはアンダーカウルのたてつけのせいじゃ内かとの事。
多分、スズキ製だから・・・。
その3=水温がレッドゾーンを越えるぐらいまで上がる。この時期だからココまであがったみたい。
多分、ラジエターファンが回ってないんだろうな。


順番にやっつけていきましょう。
その1の始動性問題から。
エアクリーナーボックスを開けてみると、

底にブローバイガスがこってり溜まってました。
最近溜まったのか、以前から少しずつ溜まっていったものか不明ですが、調子悪い原因はコレでしょう。
バンディットとかスズキの中型4気筒で、結構多いトラブルです。
吹きまくり、ブローバイガス。
大気開放してごにょごにょ・・・ってのもありかと思いますが、自然大好き!!な僕としてはやっぱ再燃焼する方向で頑張りたいと思います。
次の型から、排気ポートのあたりで最燃焼するシステム付くんだけど、初期型は付いてないです。


ネット上で色々調べて見ると、オイルとガスを分離してからエアクリーナーに戻してやるのが一番みたいです。
一応、純正でも分離する対策はされているのですが、ホース内に入ってるしょぼいツッペと

エアクリーナーへの進入口が直接エレメントにガスがかからないように覆いが付いてます。
新車の時はコレでもいいんでしょうが、距離走った車両にはスペック不足のシステムのようです。




色々、考えた結果キャッチタンクを装着する事にしました。
まず、素材集めから始めないとな。