スイングユニット分解整備


あーあ、隙間開いちゃってるよ。
前からスイングが渋いのは気づいていたのですが、中々やる気が出なくて。
ついてる位置からして、非常に面倒くさい事が予想できます。
明日から、雪だし今日中にやるか。


ここで登場するのが、何故か在庫してるキャノピー中期のスイングユニット。

無負荷状態ですが、隙間なし。


分解してみたら、非常に状態がよろしいです。
ブッシュ部にもグリス分がしっかり残ってます。


本来なら、スイングユニットごと交換したい所ですが、
アップとキャノピーでは形状が違うので、内部パーツを移植する形で交換する作戦計画。


車体真ん中あたりのカバー類を全部外して、スイングユニットを外していくわけですが、

右側のボルト、逆ネジです。注意。
貫通ボルトにネジ切ってあるのは、脱着しやすいです。
酷使されるビジバイならではの、仕様か。
ちなみに、キャノピー中期のスイングユニットは普通のボルトでした。


屈折1時間、前後に車体分かれました。


スイングユニットは上下分割。
作業スペース的に厳しいですが、左右に振っちゃうとハーネスとかに負担かかるのでこんな感じで作業しました。


分解して出てきた、スイング部のブッシュ&オイルシール


崩壊。
酷い状態。


ケース側も、


アッパーケースが削れちゃってます。
アッパーケースとブッシュ類はキャノピー中期の部品を流用しました。形状同じでドンピシャ。
キャノピー中期のボトムケースは幅が若干広くてアップに流用は×でした。


マニュアル見ると、特殊グリスが必要みたいですが、そんなものはないのでシリコングリス塗っときました。多分大丈夫っしょ。
あと、ナイトハルトゴムが嵌めにくい。
すっげー硬いゴムだから、カポッっとは嵌らないんだよね。
基本、ボルトで締めこむ感じでくみ上げるしかない。
両手両足を駆使してプルップルしながら何とかつけました。気合です。


完成後、スイングがエラい軽くなりました。
空車時に手を離したら、勝手に倒れていきます。
そーいや、随分前はこんな感じだったなぁ〜と思い出したりして。
今回の修理で、低速でのふらつきは確実に無くなるハズ。
ひょっとしたら、50kmぐらいでフロントが前後に揺れる感じもココが原因?
直ってたらいいなぁ。