SJ14A 純正マフラーを装着

ノーマルマフラーをようやく入手。
この機会に、リメッサチャンバーと並べて比較。



外観で判る相違点は、
1、エキパイの長さが違う。(ノーマル=長い、リメッサ=短い)
2、ダイバージェントコーン、ストレート部の太さが違う。(ノーマル=太い、リメッサ=細い)
後半分な似たような感じです。
これだけ形が違えば、特性は全然変わりますね。


「エキパイの形状で、だいたいのパワー特性は決まるという。もちろんあとで修正もあり得るが、ベースになるものとして、まずエキパイを決める。排気チャンバーの中で、最も性能に対してシビアな部分がここだ。」
「コーン部を短くすれば、ストレート部の径を小さくでき、車体へのフィッティングが楽になるはずである。しかしコーン部にある程度の長さを持たせ、それなりの膨張比を作ってやらないと、不連続端に近い形状になり、反射波の波長が短くなる。また明確な理論はないが、反射波をうまく成長させられないようである。とくにダイバージェント側は、長めにするとパワーを出しやすい。」
・・・グランプリ出版、ハイパー2ストエンジンの探求より引用。


装着の際、リメッサチャンバー用のスプリングを外すのにちょいと苦戦。
オイルポンプ側が中々の知恵の輪。


永らく使われてなかったであろう、スタッドボルト穴は泥で埋まってました。
タップかけて修正。


その辺を試運転しただけで、もう全然違います。
冷間時はチョーク引かないと始動しなくなりました。
排気音もとってもジェントルになり、開け始めのもたつき全く無くなりました。
ようやく、最高のマフラーと出会えました。
街乗り、ツーリング等ではノーマルマフラーじゃないとね。


帰りは遠回りして、アーバンナイトクルージング。
中古なので、前の持ち主が使ってたのであろうカストロールTTSの臭いがします。
ちなみに現在使用オイルはCCISスーパーです。
♪懐かしい臭いがした、手稲山の臭い〜キック始動ってもっと、楽チンだと思ってた♪
そう、ハチャメチャな時代の臭いです。


パワーの出方もマイルドになり、乗りやすいです。
けど、リメッサチャンバー時の、開けたらドカンと前進みたいなトルクの出方は影を潜めました。
後はノーマルサイレンサーに交換すればバッチリ理想の仕上がりですが、現状でも相当静かなのでいいか。