各部チェック

今度はYB−1。
出所がネジを締めない人(バイク屋?らしい)なので、慎重に点検していきます。


まずは、出所がとっても怪しいので圧縮チェック。

お、結構いいじゃんねー。

えっ標準値より高いんだけど・・・。
カーボン体積?チューニングマッシーン?
次は、プラグ穴から5−56注入大作戦。
最近ようやく学びましたよ、中古バイクを信用してはいけないって。
案の定、ウンともスンともいいません。
火花はOKですから、エンジン異常のサインです。


マフラー外して、排気ポートからピストンを覗くと、

ギタギタです。終わってます。
シリンダーはぐってピストンとご対面。

詐欺師以上、泥棒以下の人生を歩んでいる小生ですが、コレはひどいと思います。
最低です。
シリンダーはアルミなのか、縦傷なのかよく判りませんがデコボコ。

エンジンは予備(といってもクランク固着してるクソエンジン)が数個あり、

これから部品を可能な限り移植していきたいと思います。
YB−1ってロータリーディスクバルブの為なのか、キャブから水吸ってクランク錆びてるヤツ、結構ありますねぇ。
因みにこんな状態でも10年前なら中央アフリカ土人が買ってくれました。
YB50系とスズキのK50系、輸出で大人気だった時代もありましたなぁ。
新港で「FUCK YOU MEN!」てコンゴ人に言われた時はとっても怖かった・・・。




あとヘンテコな所は、左ウインカー球だけ何故か6V球が入っており、

後側の電球は破裂してました。

グチャグチャになっているのは、完全固着しておりラジペンでねじった為。


テールランプが支那製のイカしたタイプに交換してあるのですが、電球を見たら

見たこともないW数の電球が出てきました。50Wってスゲーっす。気持ち悪いので捨てました。


右リアショックの固定ボルトが、対角15mmの変なボルト(自転車用?)が付いており、

ネジピッチが全然違う為、舐めかかってました。

中央付近のねじ山がなくなり掛けてるのは、Y’sクラフト製のアップマフラーのステーが付いていた為です。
ちゃんとした社外メーカーなら、直接ステーは付けないと思うんだけどなぁ。
多分、後付適当な感じ。
ねじ山はダイスで修正したら、まあまあ復活したので良し。
ただ、このままマフラー付けたらまたネジ山にとっても宜しくないハズ。
俺の中のイメージでは、間にアダプターそしてマフラーステーってのが頭の良いつけ方じゃないかなぁ〜と。

M10のミラーアダプターが丁度良いという、偶然の発見。
ただ、変換アダプターしかなかった為、マフラー取り付け部がM8になっちゃいました。
コレでマフラーちゃんと付けば万々歳。
=追伸=
翌日、マフラー装着してみた所、

バッチリでした。


ただねぇ〜。
エンジンが終わってるから、マフラー所の騒ぎじゃない。モチベーションも低め。