SJ14A ピストン交換

私が大好きな俳優、清水健太郎の出所祝い(少し前の話ですが)って事で腰上O/Hします。


↓新品ピストン、8,452円。

カワイィイー。

現状、プラグ真っ黒です。


6時ちょい過ぎから作業開始して、

電話とか、七夕(北海道は一ヶ月遅れ)で子供がお菓子貰いに来て、CCISスーパー一缶差し上げたり。
ちょいとした妨害はありましたが、30分ぐらいあればここまでばらせます。
ってか、俺の田舎ではお菓子ねだりに来るような行事なかったぞ。流石、苗穂ソルジャーズ。


そんで、出てきたピストンがクソ。

リードバルブ側が鏡面加工されちゃってました。
前回開けた時より酷くなってるような気がします。
ヘンテコキャブセッティングがトドメさしたのかなぁ?
シリンダーもちょっと変な事になってました。

指でなぞったら取れるような汚れに見えますが、カーボンがこびり付いてます。
相当、ピストンスカスカ状態だったんでしょう。


ピストン以外の部品はストックがたまたまストックがあったので、それを使います。

ピストンリングっす。
ピストンセットだと、13,000円ぐらいするのかな?
1st、2ndリングは見分けやすく、

エキスパンダ分薄いのが2ndリングです。


2ストバイクの腰上オーバーホールで一番めんどくさい部分、それは「清掃」。

左から順番にぶっかけて、綺麗にしてます。
エンジンコンディショナーとか使ってたら、金かかってしゃーないです。あんまり落ちないし。
以前はガスケットリムーバーじゃなくて塗装の剥離剤(スケルトン)使ってたんですが、今は無いのでガスケットリムーバーで代用。
↓排気デバイス清掃前

↓排気デバイス清掃後



↓シリンダーヘッド清掃前

↓シリンダーヘッド清掃後

↓掃気ポート清掃中(清掃前後の写真は撮り忘れた。)



シリンダー内も綺麗に。

流石のメッキシリンダー。
あれだけピストンが減っても、殆どダメージなしです。
よくボーリングできないからどうとか言いますが、メッキ剥離するレベルのトラブルなんて滅多におきませんし、メッキなしだったらすぐ壊れますってレベルのパワーが出てるわけ。近代の車両はね。



組み立て開始は、20時40分。
もうピストン組んじゃってますが・・・。

まっさらなピストン、気分最高です。


ついでなんで、排気デバイスのブリーザーパイプを直接大気開放。
リザーバータンクつきだと、ホースの取り回しの関係で詰まりやすい。
SJ13A時代に詰まってしまい、酷い目にあった経験あり。
街乗りだと、特に詰まりやすいのかな?
余計なものは捨てよ、町に出よ。



特に見所もないので、組み立ては省略。
トルクレンチ?なんだそりゃ。

ハイ、出来上がり。
1時間半。やっぱり組み立ては時間かかるね。3倍か。
テスト走行に逝ってきま〜す。