腰上組み込み


部品入荷。
新品のシリンダーが入っていた箱がマンガで出てくるクリスマスプレゼントみたいです。
「錆びてたら別の新品に交換しますんで〜」なんていわれましたが、どういう保管状況なんでしょうか?
幸い錆はなかったんですが、まれに新品で錆が出てるシリンダーがあるようです。
あ、海近いからね〜カワサキ重工。



新品シリンダーに付着していた油(マシン油の腐ったヤツの粘度そっくり)をふき取って準備完了。
マフラーのスタッドボルトは古いシリンダーから取り外して再利用。
当たり前ですが、シリンダー内壁に傷ひとつありません。
気持ちいい〜。



まず、排気デバイスを清掃。
エンジンコンディショナーで洗浄してもいいんでしょうが、ガスケットリムーバーで綺麗、綺麗しました。
各シール類は新品に交換。
装着は、
1、左右デバイスを中途半端(外す時と同じ)な位置でロッドを突っ込む。
2、ギアの角落ちてる部分とケガキ線を合わせて、デバイスを奥まで突っ込む。
って感じ。

ギア側の合わせ位置、ちょっと判り難いよね〜の輔。


組んだら、童心に返って子供のおもちゃの如く作動テスト。
左側カバー(KIPSって書いてある側)がサブチャンバーになってるですね。
あ、北島三郎がいるおしゃれな飲み屋さんじゃなく、副膨張室です。
↓アイドリング

↓ガンガン回した時

ガンガン回したら、補助排気ポートがONになってパワーアップです。



ピストンは販売終了部品なので、清掃して再利用。
ピストンリングは新品に交換しました。



クランクケースあわせ面の写真ですが、カワサキボンドがはみでまくっております。
こんな所にカワサキらしさを感じます。
ゼファーとかもヘッドカバー部分ボンドはみでまくってますからね〜このメーカー。
それで、オイル滲むんだから困ったものです。



新品シリンダーを組み込んだ図。
KMX200に新品シリンダー組む人なんて、皆無だろうから貴重な写真となる事でしょう。
このあと、シコシコ組み上げて22時頃完成。


明日、試運転してみます。