9型 スイングアーム取り外し&清掃&磨き&塗装 その2


アルミに鉄ワイヤーブラシって錆の原因になるんで駄目です。
高いけど、アルミ部分にはステンレス製を使いましょう。
知ってた?


ブラシでゴシゴシのあとは、耐水ペーパーで磨き倒す。
180→240→400→600→800→1000番→青棒でフィニッシュ。

そして、軍手やウエスに銀スプレーかけてスポークに擦りつけ作戦。

最後に気になるのが、タイヤ。茶色っぽい感じを消す為に中性洗剤原液をかけてタオルで拭く。
before

after

イイんじゃない。


チェーンは試運転しかする予定がないので、付いてたチェーンを廃油に漬けて置きました。
4日間ほどの熟成の結果、300mぐらい離れてみたら新品のような輝き。

前日塗装済みの部品を組み込み、

ほぼ完成。
というのも、分解時にブレーキロッドがねじ切れてしまいまして、現在流用できる部品を捜索中であります。長さが約520mm、みんな似たような長さだと思いきや、結構違うんですわ。
ちなみに、純正部品は販売終了です。


=今日のちょっと笑っちゃった所=
錆びたボルト交換していたら、右ステップに一箇所だけ頭が薄い特殊ボルト発見。

理由は、

キックペダルが当たちゃうんですね〜ペダル取り付け部の位置変更とか、キックアームちょっと外側に出すとか、構造的に何とか出来そうなんですが、変わったボルトを下請けに造らせて対処。流石です。


因みに当方、ポンコツ再生(世間ではレストアなんてスカした言い方するのかな)では新品ボルトを極力使わない主義です。
理由は35年近く前のバイクに、一部だけキラッと光る部分があるのもかっこ悪いと思いません?
ボルトどころか、構成部品を全部新品に交換するなら新品ボルトもありだと思いますが。
ボルトの色味を統一してやると、落ち着いた感じになりますしそういうのが好みでもあります。
銀色のところは銀色、黒い所は黒くって感じで錆とかの余計な色を消していく感じ。
何言ってるか判らないでしょうが、そんな感じ。