固着気味で入庫したので、ばらして点検。
シューもカムも磨耗しております。シューはまだ残ってるので、ひっくり返すとして。
カムは多分駄目です。軸部分も錆と鏡面仕上げのツートン仕様です。
けど、駄目だと判ってても「ひょっとしたら・・・」なんて、錆を落として装着してしまう貧乏症な私。
結果は当然駄目でした。
レバーの遊びがユルユルなのに、ブレーキ引きずります。
ブレーキカムの軸部分を揺すってみて、ブレーキの当たり具合（引きずり具合）が変わるようなら交換したほうが良いということに、本日気づきました。
微妙にぐらつくだけでも、相当駄目な状態です。
＝追伸＝
ブレーキのカムやら軸部分に塗るグリスってリチウムグリス（ざっくりいうと万能グリース）が純正指定だって知ってました？
メーカーによって違いがあって、手持ちの２０世紀のサービスマニュアルを見ると、
ホンダ＝マルチパーパスグリス（リチウム系）
ヤマハ＝グリースＢ（リチウム系。９０年代後半に専用グリスの「グリースF」が登場。以後の車両はコレ）
スズキ＝スーパグリスＡ（リチウム系）
カワサキ＝グリース（AV50マニュアルより）
カワサキのフリーダムで地球規模、いいね。お好みでどうぞって事でしょうかね。
