2号機 排気ポートとマフラー清掃

毒ガス発生装置状態を少しでも改善すべく、今日は排気ポートとマフラーを清掃。
マフラー外すのにカウル外さなきゃいけないんだけど、アッパーカウルが異常に重いね、このバイク。鉄で出来てるのか?って一瞬思いました。
どうやらライトがクソ重たいのと、カウルの厚みが近代のバイクに比べて2倍ぐらいありそうなのが原因かな。
排気ポートを覗くと、
#1、#2
#3、#4
酷いですねぇ〜カーボン1〜2mmぐらい溜まってます。さわり心地はティラミスの上に載ってる茶色いアレみたいな感じ。結構やわらかいカーボンですが、粘り気ありで擦った位じゃ落ちない。
って事で、

ガスケットリムーバーぶっかけてやりました。必ず上死点(排気バルブ閉)でプレイする事。じゃないと、バルブシートにカーボン噛んだり、燃焼室に汚物が流れ込んだりで大変な事になります
上のほうに直接ぶっかけるとステムシールに影響あるかも?(今の所、影響出た事ないけど。)
流石にそのままはヤバイので、パーツクリーナー&エアブロー。


まあまあ綺麗に。


排気ポートがコレだから当然、

マフラー側にも大量のカーボンが付着しております。
エキパイ部分は配管掃除用のワイヤーでゴシゴシやって清掃。手触りというか、ワイヤー触りがどんどん変わっていくのが分かる位、カーボンが付着しておりました。

エキパイ部分だけでも、この量。

まあまあ綺麗に。
2スト乗りならカーボンの心配はしますが、4スト乗りは余り考えませんね。けど、溜まる事は溜まります。4ストでも微妙にオイルは燃えるし、ガソリン燃やせば煤は出る。当たり前だけど、忘れがち。
ココまでの作業でかなりの手ごたえですが、サイレンサー部分もやらんとね。
社外品だと、ストレート構造でゴシゴシやれたり、分解清掃なんてしゃれた事ができますが、純正サイレンサーは多段膨張式で分解不可。そこで、

ドライヤー弱風で空気送りながらガストーチで炙ってやりました。炙った所は確実に塗装やメッキがやられますので、なるべく見えない所を炙って。
ゆるーい風力でエキパイ側から空気を流し込んでやると、どんどん赤熱した部分が奥まで行くのが判ります。大丈夫か?ってぐらい炙ってやらんと中々隅々まで熱が加わらないです。
コレやってる時に、例の毒ガス臭と共に大量の煙が出てきました。
完全に煙出なくなるまでやらんでも、1回高温にしちゃえばOK。臭いが変わってきた&煙が薄くなってきた所で良しとしました。作業時間15分ぐらいかな。
明日こそ、同調とるぞ。