2号機(2型) キャブチェック

今度は2型。

「S」でも「SUZUKI」でもなく筆記体です。♪こんな〜時代も〜あったねと♪
最初、読めませんでした。ゼットの小文字って余り見ませんよね。

2型までは倒立フォークです。走り重視の仕様だったりして。このジャバラ、今時の倒立フォークに何とかつかねぇもんかと真剣に考えた事があります。相当、シールの耐久性上がると思うんだよねぇ。


ロータリーディスクバルブなので、右カバーを開けるとそこはキャブ。

結構綺麗ですが、ドレンボルトにシールテープ巻いてあります。漏れたんだろうなぁ。
肝心の内部は、

意外と綺麗。分解してみても綺麗でした。

メインジェット周りの仕切り板がついてるタイプのキャブなのですが、固定はフロートバルブに共締め。したがってガスケットが2枚入ってます。古くせぇキャブの仕組みは複雑怪奇なり。
油面もOKっぽいし、このまま始動してみようかと思いましたが、何故かジェットニードルがガタガタ。コレじゃ、まともに動かないわ。

原因は中の固定する部品の組み込み不良。
スプリングと一緒に、動いちゃってます。

こんな感じで、ロッドとスロットルワイヤーへの干渉を避けるように装着しましょう。