VTR(MC33) ガソリンコックのホース取り回し



タコメーターなしの型。初期型なのかな。最近、古いバイクばっかりだったので90年代後半のバイクでも最新型に見えてしまいます。


で、エンジンもかかるし見た目も綺麗だし最高な雰囲気のバイクなのですがイマイチ吹け上がり悪し。ジワ〜と開けると吹けますが、1/4開度程度までガバ開けするともたつく感じ。


プラグまあまあ、エアクリーナーとっても綺麗。何だろう、キャブは開けたくねーな。結構面倒なんだよね、V型エンジン
で、エアクリーナー清掃する際に気づいたのが、

負圧ホースの微妙な穴あき。恐らく、タンクの脱着でやっちゃったのでしょう。
大体、OFFのある負圧コックってねぇ〜そんでもって、PRIねーでやんの。VT系ってみんなそう。春先とか、長期不動でバッテリー不安な時は、負圧ホースを外して、急いで口で吸え!ってか。
その後、始動してみようかとも思いましたが夜なのでやめました。純正とはいえ、バイクの音って響きますからね。


ここで、愚痴。
このバイクってさぁ、燃料ホースの取り回しおかしくねーか。


ブローバイガス関係のホースとホースの間を通してやるわけですが、コック側からの脱着はファンキーな工具、もしくは指先の魔術師じゃない限り無理でしょ。今回の作業では、キャブ側から外してやりました。
完成段階でオカシイとか思わなかったのかねぇ。滅多に外さない部位ならともかく、エアクリーナーエレメントを清掃する時には確実に外すから、もうちょい手が傷だらけにならない設計にして欲しかったね。
こんなイビツな事になってるから、前イジった人も負圧ホースに傷入れちゃったと思われます。

こういう弄りにくい所、ホンダのバイクだねぇ〜と感じるスズキ中毒です。
かわいげねーんだよな、このメーカー。