400 キャブチェック

インシュレーター交換後、試運転してみると調子イマイチ。
アイドリングは安定してるんだけど、開けると巨大なもたつき発生。もたつくから更に開けるとエンスト。
ドラッグスター400は無駄に重いね。押して路肩に寄せるのに苦労しました。


キャブを分解してみると、上(ダイアフラム側)だけ非常に汚い状態。
フロートカバーは開けた形跡があり、ジェット類は綺麗でした。
ニードルジェット固定ボルトを折っちゃって、メインジェットで代用したとか涙ぐましい努力の跡もあります。
そうだよね、キャブ外すのめんどくさいよね。けど、詐欺だよね。

ココの小さい穴が詰まってました。コレが詰まるとスロットルバルブが動きません。
コレでOKでしょう。
実際、問題なく走りました。


ただ、余計な事をしまして油面チェックしたんですよ。
サービスマニュアルの数値=実油面で12,5〜13,5mm

コレじゃ始動すらしませんでした。完全に誤植です。恐らく訂正のハンピラ送られて来てたんでしょうが・・・高い本なのに校正とかねーのかよ。
テレホンデーターの数値=実油面で−6,5〜−7,5mm

コレも、チョーク引けば掛かるけど、戻すとエンスト。無理矢理アクセル開いてやっても全く付いてきません。コレも間違いか。


数値的にサービスマニュアルのヤツがH寸法と予想。
間とって13mmでフロート高さ(H寸法)をセット。テレホンデーターの方は無視。

−3〜4mmって所かな?SRV250のフロートレベルと同じ。
コレでバッチリ調子良く走りました。ただ間違いに気付くのに半日掛かりましたが。
マニュアルは正しいと思いがちですが、たまにウソついてます。
もう、何を信じて良いのやら・・・疲れた。