C105 フロントサスリンクのブッシュ交換


こんな状態。フロントタイヤがヨレてるカブは、殆どの場合ブッシュが減ってます。交換したらベリーグーよ。



こちらもコックのパッキン同様、怪しいパッケージ。タイ製って事でしたが、コレは支那人造ってるでしょ。漢字バリバリだし、ナントカコウシって書いてあるし。中華花火っぽいな。
開封してみると、

・シール用のフェルトが凄く太いです。コレじゃ入らなかったので、ハサミでチューニングしました。
・ピボットブッシュのカラーが入らなかったので、古いヤツを再利用しました。圧入前は入るんですが、圧入すると入らない支那クオリティー
・サス固定用のボルトが長く、どっかに干渉しそうなので捨てました。ナットも普通のヤツで厚みありすぎ。
まあ、この辺までは想定内で笑って組まないと、怪しいサードパーティーパーツとお付き合いする事は無理ですね。



ショックの上側の固定ボルトが変わった形してますねぇ。

リンク下部にブッシュ入ってるんですねぇ。
以上、現在のカブには使われてない、昭和30年代特有の造りの紹介でした。


外したリンクを見ると、

ショック部分のブッシュだけ偏磨耗しておりました。普通、ピボット側が偏磨耗してるパターンが多いです。修理代ケチったな。
で、チャッチャと組んでホイール入れてみたら、まだ上が右寄りな状態。
組んだ直後は良いんだけど、サスをストロークさせるとガンガン右に寄って行きます。


その後、じっとりバラしては組み、バラしては組み。あつはなついね〜。
たどり着いたのが、

ブッシュの崩壊。ぱっと見は普通でしたが、カラー外したら崩壊してました。こりゃ、わかんねーよな。
ブッシュはまだ部品出るようですが、ココはコジキスタイルで。

RGV250γ(VJ22A)のエンジンマウント用ブッシュを、ハサミで真っ二つにして装着しました。これが、丁度良いサイズ。ちょっぴり柔らかめなのが気になりますが、タイヤもほぼ真ん中になったし、良しとしましょう。