AF27 9号機 キャブ装着、燃料ポンプ装着、始動

俺ってスーパーディオマニアなのかもね。相当な台数を再生してるなぁ。
基本、丈夫なエンジンです。クソガキ共がリミッターカット&ハイスピードプーリーを入れた位じゃ、中々壊れません。
未だに警察24時に出てきちゃうのは、困ったものですが。
コタコタの状態でも何とかなっちゃうのは、バブル時代のクオリティー&豊富な中華民国製部品が有るから。


状態極悪の2台で、動く1台を造れ!という、インパール作戦ばりの厳しいプロジェクト。
フロントフォークが動いて、フレームの錆が殆ど無い車両を再生する事に決めました。
2車択一なんですが、選択間違えると大変苦労するので長年の勘だけを頼りに決定。
プラグ穴から5−56攻撃で、どっちも初爆ありなのは確認済みです。


キャブと燃料ポンプが付いてなかったので、装着。

負圧ホースが燃料タンクに繋がってました。不思議ですねぇ。
CDIとレギュレーターも万引きされておりました。この辺は腐るほど中古部品持ってるので、全然問題ないですぜー13さん。
キャブは部品取りから移植。燃料ポンプは手持ちの中古品を装着。燃料ポンプ、暫く使ってないと中で軽く固着している事が多いので、ホース刺さる部分3箇所からエアー吹いてやると開通しますよ。


で、始動してみたら随分と調子よさげにアイドリング。いいんじゃね、コレ。
って思って眺めてたら「キキキャキキキキィィィ」ってガラスを引っかくような音(かなりの爆音)を出し始めました。
音の出所はプーリー周り。
開けてみると、


理由は判りませんが、クランク側のナットが締まって無くてケース内に落ちてました。
それとスプリング。
形状を見る限り、クラッチスプリングでしょう。
ベルトは約14mmと超磨耗してたんで捨てました。
ベルト減ったまま乗ってて、クラッチスプリング切れて捨てたんでしょうね、前の持ち主。
スピード全然出なくなった時点で、おかしいな?と思ってくれると良いんですが、この手のスクーターって動く限りはノーメンテって車両が多いですね。
ベルト替えときゃ、クラッチスプリングもクラッチも大丈夫だったのにね。勿体無いなぁ。