2号機 キャブレター交換

MF型って凄いねー、

キャブの取り付け部分、スタッドボルトになっててエアクリーナーを外さないと、キャブレターが抜けません。整備性極悪です。
M型以降だと唯一イジりやすいキャブも、MF型ではタイヤ外してエアクリボックス外して・・・めんどくさい作業が必要になります。


キャブのパッキンが駄目になってたので、分解してみたら、

結構汚れてました。汚れの感じからしてタンク内の錆が流れ込んでる様子。これは、タンク清掃もしないとね。
ばらして、各部をチェックしてみると肝心な部分が駄目になっておりました。

フロートバルブ受け側が崩壊気味です。こればかりは直せないので、キャブ塚内のPBキャブを物色。
すると出てきたのが、

刻印PB80M、スーパーディオ(AF27)のキャブボディー。この間のAF27修理で使えばよかったんだけど、探すの面倒で上から順番に使ってる今日この頃。
気になるフロートバルブ受け側も、

いいんでないかい。


ディオだと普通にボルトで固定するタイプのキャブなんで、次回の脱着も楽チンになります。
AF18時代は、キャブボディーに直接ネジ切ってあって、非常になめやすい。そりゃ、相手がアルミだからね。しょうがないね。
メーカーも途中で気づいたのか、

鉄のナットがカシメてあるタイプに変更されてます。
ジャイロUPだと、M型が直接ネジ切りタイプでP型以降は鉄ナットカシメタイプです。中古を買うならP型以降ですね。

で、ジャイロUPのインナーパーツを総移植。寸法同じだから、全部ボルトONで付きます。M型以降だと、メインジェットとチョークバルブを変えるだけで普通に動くんじゃねーかな?ってぐらい、同じようなキャブです。


始動してみると、白煙減少。始動直後からアイドリングも安定しております。
吹け上がりも軽快になり、とってもいい感じ。

テールランプ点灯がエンジンかかってる証。