2号機 クラッチ板を交換

新品タンクを付けて乗ってみると、1速全開だと確実にスベリ発生。
7千前後で一瞬トルクが抜けて再び加速。半クラッチ気味だから気持ち悪い加速の仕方をします。
3速ぐらいまで上げちゃうと滑らないのですが、クラッチって一回滑ったら終わりですね。


何故か持ってるシリーズ。

エリミネータークラッチ板一式。以前、解体した時に、何となく外した部品が役に立つ時が来ました。
この年代のカワサキって凄くクランクケースカバー近辺がイジりやすいです。
本当にクラッチカバーだけ外れます。

ウォーターポンプとか、オイルフィルターとか余計な物は右側に存在しておりません。
GPZ系のエンジンって皆そう。
ひょっとして、壊れるから弄りやすくしてあるのか・・・カワサキか。


外したクラッチは減ってるとか、歪んでるとかは無い様子ですが、

クラッチスプリング固定ボルトの頭が錆びてたり、

フリクションディスクにも点錆跡あり。あと、張り付いた跡が残ってますね。
何があったんでしょうか、このエンジン。大丈夫なのか?
ちょっと音してるけど、まあ快調に回りますが・・・先の事は責任持てません。



クラッチロッドに、ほんの僅かですが、磨耗というか当たりの強い部分があったんでコレも交換。結局、全部まとめて交換です。


クラッチカバーのボルト、

この2本だけ、何故かちょびっと短いので注意してね、チェケラッチョ。


試運転しようかと思ったら、雨が降ってきたので中止。
ここ数日暇だったんですが、久しぶりのポンコツ弄りで元気回復です。
バイクが好きってより、「このポンコツめ!」と罵倒しながら弄るのが好きなんだなと再認識。
ポンコツランド、キチガイの一日。