プレスカブ5号機(FI) エンジン分解

スプロケットを外してみると、

ベアリングが逝ってるらしく、軸がガタガタ。キック降りないのは、これが原因か?



ココまでの作業は、キャブ車時代とそんなに変わらん。センサーのカプラー外すってのが違いか。
シリンダーヘッドはぐって、カムチェーンスプロケを外してっと。

カムチェーンスプロケの取り付けボルト、新型は対角8mmに変更されてました。キャブ車時代は9mmってヘンテコボルト。この為だけに、工具買った方も多いはず。
しっかし、エンジン内が茶色いなぁ。


で、シリンダーヘッド&シリンダーを外してみると、


見事に逝かれたピストンが出現。ギタギタのボロボロ。
横線3本は何だ?
ピストンピンの動きも渋いし、リンク部分も傷だらけ。
これで、圧縮11kぐらいあったんだから、圧縮だけじゃエンジン内のコンディションは判りませんね。
こりゃ、キックも降りないわ。


シリンダー内壁も、

ご臨終です。これ、メッキシリンダーなんだね。


カムシャフトも、

当たりの強い部分ありで、線が入ったようになってます。カムと当たる部分、ベアリングになってるんですね。流石、最新型。
ですが、オイル管理が悪いとこうなっちゃいます。
うん、悪い例の見本。


エンジン買うかー。