セルが回らない

「カチ」音するだけで、セル回らず。
何度かチャレンジしてるうちに、重ったるい感じで回りましたが、エンジン始動できる回転では回らず。
セルモーターを触ってみると、やけどしそうなぐらい熱くなってます。
セルモーターぶっ壊れたんでしょうね。


パーツリスト参照してみると、セル周りの部品はみーんな「ゴソウダンパーツ」です。
ジョイって独特の造りで、同じ3輪車でもジャイロ系とは違うエンジンなんですよね。

因みにこんな所(左タイヤの奥)に付いてます。
スターターギアはミッション内に格納されてますから、ゴミや錆とは無縁。ディオ系みたいなスターターギア不調もなさそうです。


ディオ系のセルモーターが付くかなぁ〜と分解&並べて比較。

決定的に違うのは、ピニオンギアの丁数。ジョイが10丁でジャイロ系が11丁。ベースのネジ穴位置も違うので、無理。
細かい所色々違ったりしますし。
結論=近年のセルモーターは流用できません。



ブラシはまだ残ってる様子。


そこで思い出したのが、こあがり下にブン投げてあるリードSSエンジン。
以前、何かにセルモーターを流用しようとして、今回の逆パターンで悩んだような・・・。
引きずりだして、比較。


見事に同じ品番「SM-10」でピニオンギア丁数も同じ。
ボルトオンといけばよかったんですが・・・うまくいかないのがポンコツ道の常道。
リードSSセルモーターポン付けだと、何故かスターターギアが空回りしてるような感じで、上手くクランキング出来ません。


結局、ローターだけを移植してやったら無事作動しました。ローターが焼けてたみたい。
取り付け寸法が微妙に違ったんでしょうね。


ローターが焼けてるのって、見た目だけじゃ判りませんね。
昔のブラウン管テレビの裏の臭い、あの臭いがローターからしたら駄目ってのは小学生の時に夢中になったラジコンで覚えました。
遊びの中にも将来役に立つ事があるんだよね。