この間、タイヤ交換したプレスから電話。
「フロントグラグラで真っ直ぐ走れないんだけど・・・」
こりゃ、一大事。
やっべぇなぁ〜閉め忘れたかな？なんて土下座モードスタンバイＯＫだったんですが、行ってみると、確かに緩んでます。
土下座の前に増し締めしようと思ったら、ネバーエンディングに回ります。
それも、ちゃんと締まってるぞ〜みたいないい感じの手ごたえのまま。
シャフト外してみると、
思いっきり舐めておりました。舐めた手ごたえ無しのイヤーなパターン。シャフトも伸びてるでしょ、きっと。
そーいや、フロントホイールを外す時に旧型カブだけナットが超硬かったな。
ブレーカーバーでも簡単に緩まないトルクでした。
ついでなんで、サスリンクの根元ボルトも同時に交換しました。
ココ、ブッシュ固着しちゃうと減るんだよね。そして、タイヤが斜めっちゃうと。
恐らく、前に交換なされた方が、サス磨耗してるなぁ→ホイールのよじれを押さえる為に、渾身の力で締め上げ、って事でしょうね。
対処療法が状況を更に悪化させてしまった例です。ちょっとは持つかもしれないけど、サスに掛かる力って、強烈ですから直ぐ駄目になるはず。
他のカブもやべーから、交換しますか？って聞いたら、
「今の所問題ないから良いよ。またグラグラになったら電話するわー」だってさ。
恐るべし、プレスライダー。
今日の一言。
アクスルシャフトの締め付けトルク、４，５ｋｇｆ・ｍ。
