北海道っぽい写真っす。雪って凄いねぇ。
フロントフォークのインナーチューブに自賠責シール貼ってあるのは初めて見ました。
昭和56年10月が有効期限。新車の時に入ったダケかな。
ちなみにコレ、事故車です。
リアのループエンド部分折れかかってますね。で、ヒップアップと。
スポークも無くなってるし、フロントフォーク曲がってるし、ハンドルストッパー激凹みだしで、相当デカイ事故起こしたんでしょうね。
コレで外装無事っぽいのは不思議ですねぇ。まあ、死亡事故車に多いパターンだけど。
それと、ジェネレーターからのカプラーが外れてるのもイヤな予感がします。(載せ替え済みのカスエンジンか。)
くだらん発見してる場合じゃないので、解凍しつつ分解。
外装の臭い部分を捨てるのも虫がわいちゃうんで、超重要なんですがエンジンが凄く気になるよね〜。
解凍してもキックが降りないこのエンジン、本チャン車両よりロックぶりが凄まじくてスプロケ、チェンジペダル、オイルキャップもロック。こりゃ凄い。
ここで、普通なら捨てますが・・・ついついエンジンの一部を分解しちゃいました。
お、結構綺麗。これは使えそうです。やったね、となりのおっさん。
続いてマフラーを外してピストンチェック。
傷ひとつ無し。素晴らしい。
続いてシリンダーヘッドを外すと、
うぅ、この前と同じパターン。今度は上死点寸前なんで、苦戦しそう。
リードバルブを外して覗くと、
うーん。
やっぱ錆びてるか。
クランクウェブまでは見えないんですが、取り敢えずラスペネ攻撃で一晩置きますか。
キャブレターは、
フロートカバー底の腐り以外は上等、上等。固着してなかったのは、素晴らしい。そんなに水進入した形跡がないって事は、クランクに淡い期待抱いてもいいかもね。
しっかし、2ストでミッション錆びるって・・・何が起こったんでしょうね。
明日は、シリンダー外すぞ。
解散。