2N0 エンジン組み立て その1

待ちに待った新品クランク。

オーラが違うね。



随分前に購入した新品パーツ。
クランク室側から錆びてたので、右クランクシャフトに付くカラーも新品にします。



純正スプロケが手裏剣モードで使用限界に達してたので、社外品14Tを装着。TZR50の部品取りに付いてた中古ですが、状態よし。スプライン一緒なんで互換性ありです。TZR50って何故か428チェーンなんだよね。


これにより、2次減速比が3,13(15×47)から3,35(14×47)に。
ミッションの減速比を見てみると、

6速0,8って13馬力の貧弱125にしては欲張りすぎだよね。純正15Tだと吹け切らないんじゃない?
恐らく、175ベースのミッションなんでしょう。
それと、1速の「3,500」ってウルトラローギアードなのが、気になります・・・多分、スタート加速ヘボイぞ、コレ。ゼロ発進が昔の軽トラ状態(空回り気味)なのが、容易に想像できます。スプロケ変更したから、トラックばりに2速発進か?
1速以外はフロント14Tで良さそうな感じではあります。
因みに、この後の水冷初期型も1速が妙に低かったみたい。


ヤマハのHPにセローの開発話が載ってるんですが、何故かDT125の名前が登場。アメリカで相当ファンキーなテスト走行を繰り返したみたいです。
モトクロス的なヤツじゃ無く、獣道や道無き道系のテスト走行。
その時の影響で1速がスーパーローギアードなのでしょう。
ただ、街乗りでは意味無しだな。


まあ、後は元に戻していくだけなんですが、

クラッチのプッシュロッド、先っちょ丸いほうをレリーズアーム側にね。この後、玉入るのも忘れちゃいけないポイントではあります。


今回、組み立てに使用したのはタイ製のメーカー不明社外ガスケット。


厚みはちょっと薄いかな?ってのはありますが、穴の位置がズレてるとか形が合わないとかは無し。
実際、走行してみないと判らない部分もありますが、大丈夫そうな造り。予想外にまともでした。



一気にココまで組み上げました。ピアノ
明日は腰上を一気に組みますぜ。