2号機 キャブ調整 その2


油面バッチリでした。特に調整はしてませんが、フロートバルブ周りはOK。


で、始動してみたら3千回転ぐらいでアイドリング開始。イノウエエンデュランスの爆音が響き渡ります。慌ててエンジン停止。
以前の不調状態ではスロットルバルブを上げ気味にしてる事により何とかアイドリングしてたんでしょうね。で、調子良くなって、本来の回転数まで上昇したと。


この強制キャブってアイドリング調整が超やりにくいんだよね〜なんて思いつつ1,200rpmにセット。


で、試運転してみました。いやー、煩いね〜このチャンバー。オレ自身も20年前に付けてましたんで、大体予想はつきましたが。
ただ初期型に付けてたんで、超貧弱な低速トルクでしたがRZ−RになるとYPVSの恩恵なのか、アイドリングチョイから発進できるんですね、ちょいと感動しました。
上のキチガイ加速も懐かしかったなぁ〜イノウエのチャンバーって当時売られていたチャンバーの中では一番馬力出てるよね。


気になった点。
1、左シリンダーが微妙に失火気味。
アクセル開度1/8程度まで左側シリンダーが失火気味。アイドリングも「ポコッポコッ」みたいなヘッポコサウンドです。因みに右シリンダーは「ベン、ベン、ベン」と嫌いな人は本当に嫌いなアノ音。チャンバーもちょっとだけ冷たいし。
2、フロントブレーキが効かない。
これは依頼されてないのですが、本来の制動力の半分も出てないのでは?特に初期作動が悪くて、飛ばす気になれませんでした。


プラグやプラグコードを左右でとっかえても、症状は移らないので電気系ではなさそう。
って事はキャブだよね〜。
タンクを外さなくてもキャブが外せる素敵設計なRZ−Rは良いですね。
今日来たスーパーシェルパは、キャブ本体が見えない位に色々な部品がギッシリ詰まっておりましたわ。
あれじゃ、弄る気せんわな。

僅か2〜3kmで、この量。錆は恐ろしいですね。
綺麗にして、再度組み立てて始動するも全く改善せず。って事は錆のせいではないのか。
幸いな事に同じ型(次の型だったかな?)の部品取りキャブを持ってるんで、明日はスワッピングパーテー開催予定。
予想では、ニードル周りのような気がしますが、結果はどうなるか。結構楽しみ。