エアクリーナー冬仕様

今年は去年みたいなキ印な改造はしないで普通に乗ろうと思ってたんですが・・・。


昨日、ふと思いついたのが
「昔の車って、エアクリに夏冬切り替えあったよなぁ〜」
気になって寝不足。


本日、教祖に話してみたら、
「おっまえ、それ随分昔の話だぞ。ついでにクランク棒も付けたら?」
なんてフォードT型的な罵倒具合。
確かにそのとおり。


その後、万竜博物館(タダの物置ですが、保管されてるブツが戦時中的なものばかり)でホースかっぱらってきて、作業開始。


昨日の下調べで切り替えレバーの構造は、大体把握。
夏は外気の冷たい空気を吸える所に、冬はエキパイ辺りに吸入口を変更する事によって、アイシングや混合気が薄くなるのを防ぐってスターリングエンジン的というか、原始的というか、貧乏臭い仕組み廃熱を有効活用する仕組みってのが、主流だったみたい。
空冷ヨタハチクーペはシュラウドから温風頂いてるようなんで、この仕組みをパクろうっと。


切り替えレバーは流石にムズイんで、単純な仕組みで。
大体、難しい仕組みにすると失敗しがちなのが、こういう改造の常。

エアクリダクト裏に穴を開けて、ホース突っ込んで、

夏用シュノーケルをガムテで封印して、こんな感じで造ってみました。


エンジン始動すると、確かにそよ風が流れてきます。
こりゃ、成功か?と思ったら、世の中そんなに甘くないですね。
チョーク終了のタイミングで、超巨大なもたつき発生。
穴の位置、ホース太さ&長さがまずかったみたい。
前にシュノーケル切断して吸入効率アップでジャイロUP!!ってイタズラをした時も同じ症状が出ました。ジャイロアップアップな状態。
ジャイロUPのシュノーケル、これ超重要。試験に出ないけど。
ここら辺に穴開けるだけでも、調子悪くなるし・・・キャブセッティングでどうこうなるレベルじゃない感じでさ。


結局、

DT250黄色の叩き割ったエアクリーナーボックスの残骸から、ドレンホースのニップルを拝借。これが水道ホースと同じ径で按配良い感じ。

こんな感じでテキトーにホース取り回して、

消極的な仕様が完成。
けど、シュノーケル先端に温風が来るんだから、何かしら変化はあるでしょう。
いや、有ってくれ。