キャブヒーター交換

前日のショートは以前に断線した時、配線を逆に繋げたんだろうなぁ〜ってのが思い当たる節。
交流で使うから、配線はどっちでもいいべ→直流だと駄目ですって事。



スペース的に厳しいので、M8=P1,25のヒーターを用意。コレ、最終キャブ仕様のプレスカブから取り外したヤツ。



実は前日ボディーが駄目になってるリードキャブでゲネプロ済み。
一発勝負はヤバイからね〜やってみないと判らない部分もあるしさ。

用意周到、サクッと終わるかと思いきや、中々暖まらないのよ、これが。

俺だけの低温実験室。


昨日まで付いてたヒーターだと、4〜5分で熱くなるのに、このヒーターはヌルイ。
いやな予感がしつつも、抵抗値を測ってみると、
「56Ω」
駄目です。
サービスマニュアルを参照すると、8,3〜13,4Ωです。
まあ、気温が低いのを勘案してもそりゃないでしょーって数値です。
しょうがないんで、M10=P1,125タイプを装着。手持ちの最後の1個を投入しちゃいました。
昨日まで使ってたのは断線を補修してるし、せっかくなんで・・・ね。
また、新聞屋で収穫してこないと駄目だな。


今度は4〜5分でキャブ全体がカイロ的な暖かさに。ちゃんと装着すると全体が暖かくなるんですね。恐るべし熱伝導。

ガソリン入ってない&エンジン掛かってない状態だとすぐに熱くなります。
バッテリー充電器でチェックしてるのには理由がありまして、アンメーターをテスター代わりにして、どのぐらい電気食うのか探りを入れてるわけです。
因みに12V10W球で2,5A程度まで針が振れます。
キャブヒーターは針2〜3本分ぐらいなので、それほど電気食わないみたいですね。



キッツキツですが、無事装着。元通りの交流仕様です。
黄色線(ライティングコイル)→サーモセンサー→キャブヒーター→ボディーアースって配線。


昨日の今日なんで、アイドリングや空ぶかしで作動状況を念入りに確認。
そうしたらサーモセンサーが反応しやがって、ヒーターがストップ。
キャブの横辺りにサーモセンサーを設置すると、強制空冷ゆえにファンが回って熱気襲来、キャブがウエルダン状態で停止。
しかし室温(吸気温)は0度近辺なんで、止まってほしくないんだけど。
キャブ周辺は暖かいけど、吸気温度は低いって最悪な組み合わせだよね?
コップの霜付き現象と同じでさ。

エアクリダクト横のテーブルみたいになってる所にガムテで装着。
ココならファンの熱気も来ないし、外気温に近いでしょう。


さ、コレでどれ位変わるかな。
ってか、2年前に付けた時からロクにキャブヒーター作動してなかったんじゃね?