V-TWINマグナ キャブレター点検

VT系連発。
次はマグナ250です。
かろうじて始動するんだけど、すぐエンスト。
気合でセル廻してると、
「パンッ!!」
アフターファイヤー発生。
今年一発目の爆発きました!今年は無いなぁ〜なんて言ってた矢先の出来事。


VT系って結構メンドクサイんだよね、キャブ弄りが。

上蓋は斜め前方にずらすような感じで外して、ウニウニって揺らしたらキャブが外れます。外れにくくてバールやタイヤレバー使うようだと、インシュレーターが硬化してるんで要交換です。正常だとスポッと外れて、ニュルッと嵌る感じです。



前バンクのメインジェットホルダは穴少ないタイプ。ニードルは細いヤツ。
後ろバンクのメインジェットホルダは穴多いヤツで、ニードルは太い。

排ガス規制後は前後共通みたいですが、規制前の場合は前後でニードル&メインジェットホルダが違います。
NC30でも前期後期で違ってたなぁ〜アレの場合は前期が前後共通で、後期が違ってたと記憶。
ココの組み間違いはありませんでした。


次は実油面チェック。H寸法6,8mmにセットして計測。

コレも問題なしの角っちょ。前後とも同じだったし問題ないよなぁ〜。


はっきり判る不具合は無かったので、怪しげポイントを潰す方向で。
怪しげポイントその1

エアカットバルブのOリング。潰れ気味だったのと、よく見ると微妙に湿り気が外側に突破しておりました。
怪しげポイントその2

チョークプランジャーのヘタリ。ゴム部分が凹んでます。まあ、コレぐらい普通だけど、エアクリーナー側の太い穴からパーツクリーナーぶっ掛けると漏れてたんでスパーダの部品取りキャブに付いてたプランジャーに交換。今度はほぼ漏れなし。
スターター経路も通常時に使用するような経路になってるんで、スタータージェットが詰まってアイドリング不安定になったり、もたつき発生したりってのはあるある大辞典
ただ、アフターファイヤーおこすほどの不具合が出るかなぁ〜とイマイチ手応えなしの状態。
明日、エンジンかけてみますか。
=翌日=
普通に一発始動でした。
どうやらチョークプランジャー不良が原因だったみたいだね。
ビビッてフルフェイスメット被ったまま、ビクビクしながらセル回したのは内緒。