C111 加速ポンプ調整

まず動くの確認してからって事で後回しにしていた、加速ポンプの作動不良。
まあ、無くてもとりあえずは動くしね。
普通に乗れるんで、今日は作動するように色々と弄ってみました。


ピストンが減ってるのか、ロッドが曲げてあるのか良く判りませんが遊びがスロットルバルブ2/3開ぐらいまであり、2/3以上でようやくちょこっとだけ作動するという状態です。

ロッド取り付け部を見てみると、角度的に2/3〜全開領域だと殆ど押してくれない設計。あえてこうしてあるんでしょうね。


とりあえず、ロッドを外して手押ししてみたら、

フロートカバー合わせ面からダダ漏れ。フロートカバーOリングが純正部品ではないと思われる外径がちょっと大きいヤツが悪さして、加速ポンプ経路の隙間が広がってる様子。
ここに合う外径で厚み3mmぐらいある特殊なOリングをかまして無事解決。
で、ロッド弄くってチョイ開けからガバ開けしたらピューと出るように調整。
軽いノリで弄ったらドツボに嵌る部分でありますんで、細心の注意を。出来れば弄らないほうが良いです。
XLRやSRの加速ポンプみたいな出方をするように調整しました。


最後は試走してみてチェックですが、雨の為中止です。
まあ、鈍感なエンジンでしょうから如実に変化したりしないでしょうけど。


ちょっと話はそれますが、このキャブレターのメインジェットがちょっと特殊サイズ。
通称「ミクニ六角大」タイプが付いてるんですが、サイズが#65というウルトラ小さいメインジェット。
知ってる限りでは六角大を使ってるキャブは2ストが多いんで、DT125(4F2)の#100ってのが最小レベル、二桁サイズはまず見かけませんね。
その辺ではまず売ってないんで、ミクニから直接買うしかないでしょうね。
幸いな事に販売はしてるみたいです。


=後日=
加速ポンプ作動させたら、カブってアイドリングせず。
ジワーと開けてくと好調ですが、空ぶかしでブンブンやったら濃い感じ。
外して乗ってみたら何の不具合も感じないので、外しちゃいましたとさ。
ende