3号機 点火系&ピストンチェック

冷間時だと運が良ければかかるってレベル。温間時の再始動はキックでは無理。押しがけだと何とかかかるって状態。

こんな事やってみたり。飛んだり、飛ばなかったりって感じなんですが・・・何か手応えなし。ココじゃねーな。


ってか、2号機でこの症状が出てたエンジンだもんね、そりゃそうだ。
原因はクランクシールだと思っておりましたが、どうやら違う様子。


圧縮測定してみると、

す、凄く低いです。
2号機絶好調エンジンで7,5k前後だったから、こりゃ駄目だ。


意を決して、腰上分解しました。


吸気側のリングとリング溝クリアランスが余裕で限界突破。
トップ0,12mm、セカンド0,14mmが規定値なんですが、トップリングは0,20mmのゲージがスコッとはいちゃったり、しちゃったりして〜(Mr,Boo)
写真上、吸気トップリング溝に溶けたような跡(アルミの地肌が露出)がありますね。


合い口測定も

0,80mmが入っちゃった、テヘッ。
使用限界は0,35mmです。
さて、どうしようか。
部品取りエンジン無間地獄に陥るか、新品ピストンを組むか。
普通は新品部品だよな。


まあ、DT50も小僧バイクですからね。
中古市場でも乗り倒した燃えカスみたいな状態のヤツばかりだよな。
俺が乗ってった時もかかり悪くて、だんだんスピードが出なくなったもんなぁ〜。
25年前の自分のバイクを直してる錯覚。