2N0 部品取り車に付いてたエンジン分解〜腰上編〜

この前の帰省で、またまた左クランクシールが抜けてしまいました。
現状、エンジンはかかるし普通に動くレベルですがフライホイールが湿っております。


クランク=去年の冬に純正バラパーツを購入し組み立て。ほぼ新品状態だと思われ。乗ってても振動も無く問題ないかと。
クランクベアリング=去年新品に2回も交換。
クランクシール=3〜4回も純正新品に交換。
フライホイール=錆無し状態が良いヤツに交換。
腰上=今年、0,5mmオーバーサイズにボーリング、ピストン周りは純正部品デットストックをぶち込んだ。
オイル=去年はオートルーブスーパー、今年はオートルーブ。どっちでも抜けた。


もう、考えられるのはケースの劣化ぐらいか?他に何かある??
クランクケースの寿命(というか腐食による劣化)ってあるとは聞いてましたが、こういう事にもなるのか?


で、疑心暗鬼&暗中模索ながら、部品取り車からエンジンを裏から持ってきて分解開始。

サクサク分解して、ピストンとご対面。
今回はシリンダーの固着無しで、普通に外れました。


まあ、キックが降りない時点である程度は予想してましたが・・・こいつもクランク錆で固着ってパターン。
このバイクって何処かから水が入りやすいのか?
まあ、クランクは使えないわな。


小端ベアリングが固着してたので、ラスペネかけて一晩放置後、本日ピストンの救出に成功。



リングの張り出しっぷりも良好だし、磨耗も少なめでまだまだいけるピストン&シリンダーゲットです。
スタンダードサイズなのも素敵ポイント。
去年、コレがあればなぁ〜タラレバですが。


一次圧縮室内やベアリング周りに腐食が無ければ、最高なんですが今の所ヘドロ状の何かが沈殿しており全容解明には到らず。
軽く拭いてみた限りでは、腐ってなさそうなんで大丈夫と信じて分解していきますか。