CB90 2号機 かかるんだけど濃いなぁ〜

アイドリングで放置してたら、問題なし。
10分ぐらい1,500rpm前後でトコトコアイドリングしてるのを確認。
ただ、そこからスロットルを開けると「ズババババッ」とミスターハーレーダビットソン的な吹け上がり。
排ガスも臭いし。
何回か空ぶかししてると、アクセルオフ→アイドリング回転数低下→もう一回空ぶかしズバババッ→エンストみたいな状態。
キャブだろうねぇ〜こりゃ。


単純に考えて、スロー系統OKでメイン系統に何かが発生してるんでしょう。


真っ先に疑ったのが、ニードルジェット。ジェットニードルの受け部分。
この辺の精密部品、見ても判んないからね。見て判るぐらいだと、相当調子悪いはず。
CB90の部品取りキャブなんて持ってないし、純正部品は出ないし。
こうなったら如何するか?ええ、テキトーに流用です。何時ものパターン。


まず、用意したのが、ダックス?CL50?車種不明なんですが、フロートカバーにコックが付いてる同世代っぽいヤツ。
これは、内径が細すぎで×でした。
ジェットニードルが途中でひっかかってしまい、スロットルハーフオープン状態以下に降りませんのであります。
50のは駄目だろうね、そりゃ。


次に、

GPZ900R用キャブの残骸から。CVK,CVK!
内径は似たようなモンですが、

ツイタテの高さが違います。
ほら、CVKってフラットバルブでしょ。だから、ツイタテが高いのね。
丸キャブ=ツイタテ低い。
フラットバルブキャブ=ツイタテ高い。
始動性は変わらず。
アイドリングはハーレーダビットソン感が消えて、スーパーカブっぽくなりました。
これは調子良さそうと、空ぶかししてみたら、アクセルオフで軽いアフターファイヤー発生しつつ、エンストしました。吹け上がりのフィーリング的には薄いような感じ。
実験失敗。


次は、

コレも車種不明です。同世代っぽいんだけど、ひょっとしてもっと古いのかも?
ホンダ用だと思うんですが、C92系エンジン搭載の何かだったと淡い記憶。
左がCB90キャブに付いてたヤツ。



今度は、目視の限りほぼ一緒。
装着してみたら、まずまずなんですが、まだ濃い感じです。
何かなぁ〜そーいやプラグ換えてねーや、と使い込んだ感溢れる中古プラグを装着したら、濃い感じも無くなりました。とりあえず、ね。
一応、プラグ後に最初の仕様にして調子悪くなるのを確認、プラグのせいじゃないのを確認。
確認、確認、一つ変更したら確認、これの繰り返し。

あとは、走ってみないと判らんなぁ〜ってトコまで来ました。


余談ですが、最終仕様だとカブッたプラグでも始動だけはするようになりました。
ただ、駄目になったモンは駄目で、アイドリングしないで、エンストしちゃうけどね。