CL90 クラッチ分解

ゴロゴロ音はやっぱり気になります。
気になって夜も眠れないので、試運転前にチェックすることにします。


ケースカバーを開けてみると、

センターカバーのプラス皿ネジが思いっきりナメてました。誰か開けたの確定。
しかも手でクラッチアウターを回すとガッタガタ。バカでも判るレベルのガタ。
こりゃ音も出るわな。


タガネを駆使してネジを外して、センターナットとご対面。

良く廻したねーって・・・タガネ系を駆使したみたいですが、ロックナット閉めないとさ、駄目だろ。
駄目出しポイント間違ってる?
良く見たら判るんですが、ナットがシャフトと面一。要は全然締まってないぞ、ユルユル星人が整備したな。



クラッチはディスクにプレート跡がありますが、張り付きは無し。
厚みも2,6mm程度あり、基準値内ですかね。
♪駄目だと言われても♪廃盤部品なんで、多少は目を瞑るしかない状況です。



モリブデングリース的な物体は鉄粉混じりのスラッジ。
恐らくナットやロックワッシャの削れカスが付着したのでしょう。
クランクケース部分には金属粉なし、恐るべし遠心フィルター。


サンエス溶液にハウジングを漬け置き洗い。一晩放置。