2ストオイル

今朝、久しぶりに雪が降りましたが、今年の札幌は雪が少ないねぇ〜
観測所の積雪は現在40cmチョイ、基地前の雪山が胸ぐらいまでの高さしかありません。

毎年、この時期に道路排雪が入ってるみたいなんですが、今年はナシ。それぐらい小雪
本日のガタガタ路面で、オイルランプがチカチカ点灯しだしたので、オイル補給でもすっか。


今までCCISの缶詰タイプだったんですが、回すとクサイのね〜やっぱ噂は本当でした。
臭いは農家の臭い、夏場に匂ったあぜの草刈時のアレ。
全然良い匂いとか思わないのは、農村地帯に住んでたからなのか。
通称「CCIS赤」、今では何故か高級品扱いです。
オイルといえば、カストロールスーパースポーツ、今の値段調べたらビックリするよ、多分。


ただ、巷で言われる程に煙は出ませんね。ちょっと多め?ぐらい。
煙出て喜んでるヤツ、ピストンリング交換しろ。
それより、か・ほ・りが強烈です。


普通に2スーパー入れりゃ問題ないんだけど、

カワサキジェットスキー用オイルを投入してみました。
パッケージにジェットオイル、ハイパー2ストロークオイルとか、安売りオイル的なとってもいかがわしい文字が並んでますが、れっきとしたカワサキ純正オイルです。
一応、普通のオイルと違って、低温でも具合良し、水混ざっても乳化しにくいとか、そういう効能があるらしい。これからの時期、丁度良いんじゃねーのかい?

こいつ、飛ぶらしいぜ。
色は薄〜い緑色、ひょっとしてライムグリーンなのか?注入時に感じる粘度は普通。
以前あった缶詰タイプのカワサキスーパールーブはシャバシャバだったなぁ。
流石に劣化したブレーキフルードみたいな粘度のアレは使う気しなかった。


投入後の変化は、何だか濃い症状が緩和されたような・・・雪面の抵抗が原因だと思ってた再加速でのもたつき&アクセルガバ開けしてようやくもっさりと加速&日によっては50km出るか出ないかみたいな症状が随分マシになりました。アイドリングも静かになったし、間違いなく薄い方向に変化してるね。
この症状、プラス一桁ぐらいの気温だったら問題ないんだけど、真冬日だと出てた症状。
11月末ぐらいの気温(最低気温がちょこっとマイナス)だと全く出ない摩訶不思議。


どうやら、氷点下になってオイルが硬くなると濃い症状が出るみたいです。(オイルによりますが)


頭デッカチな発想でいくと、硬いオイル=オイルポンプからの出が悪くなって薄くなるイメージ。そりゃ燃焼室に直接流れてりゃそうなんだろうけど、大抵の分離給油はキャブ近辺にオイルラインがあります。
って事は、硬くてオイルが上手くガソリンに混ざらない&インテーク内でねっとりとへばり付く→残留CCIS大量発生→生のままクランクケースへ行くってのが原因?


まあ、今売ってるオイルだったら問題ないと思います。昭和50年製CCIS40年物だから出た症状でしょう。多少は劣化してるでしょうし、昔のオイルは添加剤が少ないだろうから、当然低温で硬くなるのは致し方ないか。
=結論=
北海道の真冬で40年物のオイルは使うな。


去年困ってたストール現象はキャブ交換で解決したみたいで、すこぶる好調。
油面だったのかな?
キャブレターも消耗品、インナーパーツの交換や清掃で直るんだったら巷は旧車で溢れてるハズ。
約25年も使い続けたら、ボディーの磨耗や合金の劣化で大なり小なり駄目になるんですね。


1/15マフラーエンド



3/16マフラーエンド

カワサキジェットオイルは煙も少なく、テールパイプも乾燥気味です。