フロントサス交換〜part2〜

♪バカにしないでよ♪
って古いか。


前回交換した「プレスカブリアサス改」は、ミラーバーンでは良いんだけど、上がフカフカ下はミラーバーンでワダチありみたいな路面だと落ち着かない。
曲がってる時は安定してるんだけど、直線が怖い。
フロントが滑ってる時の動きがピーキー


で、次の生贄は、

何のサスだ?コレ。保護フィルムが一部残ってるぐらいのグットコンデション。
カモメハンドルってヤツのリアサスっぽいような何かです。
国防色カバーが丁度良いし、長さもGood。手押しの感じはプレスカブより柔らかく、ジャイロUPノーマルよりは硬い感じ。


終戦後の海防艦17号みたいに錆でボロいのがジャイロ純正、綺麗なスプリングがカモメっぽい何か。

スプリングはチョイ長め。バネ径は一緒みたいですが、ジャイロ用のほうが詰まってる部分が長い。

この狭っちい部分の巻数が違います。
外径が違うんで(ジャイロは細い)カバー類のスワッピングパーテーは不可です。


続いてショックアブソーバー。

ストロークが長いのがジャイロ純正です。
手押しの感じでは硬さは一緒みたい。
冬道だとサスストロークはあるに越した事は無いという長年の経験から、ココはジャイロ純正をそのまま使う事にしました。
ストローク長くて奥で踏ん張って初期で柔らかいサスが理想〜それってプロリンクじゃん。あ、やんねーよ。


ジャイロ純正ショック、エンドアイが凄まじい勢いで錆びてたので、ローバルを塗布。

しれっと完成です。


↓プレスカブリアサス改(プレスカブのショック+CD50のスプリング)

↓カモメ改(ジャイロのショック+カモメのスプリング)

お、結構変わったぞ。
乗ってみた感じもスムーズでまあまあ。コレで逝くか。
サスセッティング相当変わったんで、挙動がかなり変化しました。
セッティング変更後は挙動変化の確認&慣れるまで徐行。
コレ、MOTOGPだろうが草レースだろうがジャイロだろうが皆一緒だと思うよ。
徐々にペースアップってヤツ。


外したプレスカブのショックとカモメのショックを比較してみました。

ダンパーケースの長さは一緒でストロークも一緒。ロッドエンドをつける部分のネジ長が違うのと、サスカバーの保持方法(プレスは一体、カモメはワッシャーを使用)が違うぐらいか。
ダンパーの硬さも手押しでは違いが判りません。まあ、ほぼ一緒と考えて良いかな。


で、もう一本のプレス改サスを分解したら、

ココでロッドが止まっちゃうのね。

何と、ロッドが曲がってました。
そりゃ硬い乗り味だわな。
セッティングどころじゃなく、こわれてました。
ぶつけたり歪めたりした記憶も無いし、最初からだったのかなぁ〜ま、いいや。