砥石は#240でレッツトライ。もっと荒い石もあるんだけど、削り過ぎはアウトですし。
まあ、こういうのって短気は損気ってヤツだから地道にね。
最初は3分ぐらいやってみたんだけど、全然変わらず。
そこで、8分間を1セット→ピストン入れて様子を見るってのを3セット。
災い転じて福と為すってヤツで、傷はかなり消えました。
クリアランスもまだ狭いですが、
ピストンがスムーズに入るようになりました。1/100mm単位だと、結構削れるものです。
オイルまみれ状態だとクリアランスが判りにくいので、油分を綺麗に洗浄してからピストン突っ込まないと駄目ってのが、本日の教訓。
こうやって純正新品ピストンを突っ込んで触ってると、色々勉強になります。
ピストンヘッド前後方向は緩いけど、左右方向はガタが無いとか、スカート部が最高にキツイんだなぁ〜とか、日頃考えもしなかった部分が手触りで判ります。
目で見ても判らないレベルで上から見て卵型、横から見て末広がりな円錐型。
ここの上下左右寸法差ってメーカーのノウハウが無いと無理なんでしょうね。
買ったことは無いんで予想だけど、支那製原付ボアアップキットでは上下左右寸法一緒、真っ直ぐピストンとか滅茶苦茶な設計なんだろうね。
そりゃ、すぐ焼きつくわな。
激安ボアアップキットを買った人は確めてみては?
これだと、明日には組めるな。なんて、楽観的な午前1時。