37F リアブレーキ清掃 リアハブのデーター


開けてビックリ玉手箱。
まあ、ブレーキアームが完全ロックしてたんで、ある程度は予想してましたがココまでとは・・・。
まるで昭和40年代車両のように朽ち果てております。
相当、保存環境が悪かったんでしょうね。
原野に放置されてたポンコツにありがちな話ですが、この車両は車体右側が壊滅的です。
サイドスタンドで放置→右側がおてんと様にやられる→色褪せ、固着、錆、苔発生と。




1日がかりで、見れる状態に。残量インジケーターグラグラで役立たず、カムの軸ガタ多めですが、見なかった事にしておきます。もうね、凄く金掛かっちゃっててね・・・。
ブレーキシューはDT125復活祭の時に買った、TW200フロント用。まさか、ココで活躍するとは。


ホイールベアリングも妙に軽く回るし、アクスルシャフトを抜く際にスプロケ側のベアリング近辺で引っかかるしで、ハブから外して単体で回してみたらガタガタ。
錆や保管状態ってより、過激な走行でガタ出たっぽい。
純正のKOYOじゃなく、NTNに変わってたんで一回誰かが変えたみたいだけどディスタンスカラーのセンター出し用カラーが右端に寄ってたり滅茶苦茶歪んでたり。
しっかり組めよなぁ〜なんて愚痴言ってもしょうがないんで、

手持ちのベアリングを装着。両方とも金属シールになっちゃったけど、ガタがあるよりマシ。
この年代のハブ、ベアリングが逝き易いのか?
私、初代セローが走行中にベアリングが粉砕したのを真後ろで目撃した貴重?な経験があったりします。


装着の際、

カラーをレールに嵌めるみたいな感じなんで、ご注意を。普通に嵌めようとしたら、カラーが入りません。ってか、俺がそうなったわ。


ハブ刻印=10V00



・スポークのPCD
ブレーキ側165mm

スプロケ側120mm

スポーク、古いセローのヤツ(1KH)は合わないか?と調べてみたらんですが、部品番号が違います。
ブレーキ径の違い(37F130mm、1KH110mm)で、スポーク長が違うからでしょう。
スプロケ側のスポーク16本だけは合うかも?
ホイール丸ごとだと流用可能みたいで、セローにDT200Rのホイール流用してる輩がちらほら。