パンテオン125 キャブ清掃

車体はフォーサイトそっくりなイタリア仕様なんですが・・・国内で部品が取れません。
機種コード「KFF」「KEY」は日本では「コウザナシ」か「該当品番無し」でございます。
ベルトもエアクリーナーエレメントも「有るんだけど売らないよ〜ん。プッ」って状態。
こりゃ、イタリアに知人がいる人じゃないと乗れないな。


エンジンはかかるんだけど、オートチョーク作動終了ぐらいの段階でエンスト。
その後、再始動困難。で、暫くするとかかると。
とりあえず、キャブが怪しいので清掃してみました。
オートチョークはバッテリー直結にて動作確認。
↓直結前

↓直結後暫くしてからの状態

キャブに仮付けしてチョーク経路の閉塞確認。問題ない様子。


このスクーター、2スト125ccなんだけど、PBキャブ使っております。
PBキャブ史上最大サイズ?スペイシー125とかアノ辺の最終形態か?スロットルセンサーやら、温水パイプ(キャブヒーター)やら・・・とにかくゴチャゴチャしており整備性激悪。
フォーサイトもそうだったけど、後ろのバンパー的なパーツを外す段階からホンダイズムを体感できます。あ〜あ、最悪。


恐らく何処かから何かが漏れてたであろうキャブの汚れっぷりだったので、パッキンは替えたい所ですが、パテンオン用のパッキンセットは出ません。で、

Myジャイロアップの使用済みキャブからフロートカバーパッキンを拝借。約1年前に替えたばかりなんで、全然問題なしの柔らかさ。



オートチョークのOリングもジャイロとかディオとかアノ辺のヤツが適合。
キャブ⇔インマニ間のOリングは50cc用だと径が小さく×。CL90のヤツがちょっと太いけど、径は同一っぽかったんで、とりあえず装着。


キャブ取り付けボルトは

この隙間からの闘い。

たったこれだけ。この瞬間がホンダだね。


で、手の甲を血塗れにしながら、さわやかに装着。
早速、始動してみた所エンストしなくなりました。
後は試運転のみ。


本題からそれるけど、キーONにしたらキャブのあたりから「キィィーン」って高周波音が聞こえるのは何だかなぁ〜故障か?それとも仕様?