純正プーリーに戻す

全開走行後、上りの再加速等でセニアカーモード。
コレがここ数年の問題だったんだけど、ふと思い出した。
怪しいハイスピードプーリーに交換してることを。
迷ったらノーマル、これは鉄則です。


機種コード的にはスーパーディオと同じ。

5,022円もするんだけど、純正プーリーのポテンシャルって正確に判断してる方少ないような気がしたんで、清水の舞台から飛び降りた次第。
大体が磨り減った中古プーリーから社外ってパターンですよね。

色んな部品番号が存在してますが、基本DJ1のプーリー。GR1の刻印がありますね。
グリス封入式と7mmナットで留まってる金属板の有無とかで番号が違うのでしょう。
金属板付けないし、グリスも封入しないので最終型用を買った次第。


ベルトが当る面の仕上がりはワイルド。

社外だとピッカピカだったりしますが、そんなのどーでもいいって証ですかね。



史上最強?の面倒極まりないプーリー交換への道のり。何故、こんな所までと毎回思うね。


実は、ノーマルプーリーで乗るのは初めてに近いです。
15年前の乗り始めの段階で速攻デイトナ製に交換、その後キタコ、そしてメーカー不明といったプーリー遍歴。
ましてや純正新品プーリーなんて初めて。

相当、ランプウェイ角度と長さが違います。
↓ノーマル

↓メーカー不明(ALBAだかいう民国製だったか?)

角度が急で外側までウェイトローラーが行くように出来てますが、この辺はかなり再加速に影響しそうな気がします。

外径もこじんまりとしてる純正プーリー。さてはて?


ファイナルギアをキャノピー中期にしてあるので、基本キャノピーベースの駆動系セッティング。
ウェイトローラーは黄色を6個、センタースプリングはキャノピーノーマル。
トルクカムだけ一時期はやったジョルノクレア用、ここだけちょっと違います。
改造してノーマルに戻してってのが、バイク弄り永遠の摂理、バカの真骨頂ですね。


確実にスピード出なくなるんだろうなぁ〜とは思いますが、常に55㌔体制ってのも悪くないと思うウインターソルジャーでした。
開け始めでギュンッと出る感じがあればそれで良いかな?


=換装後の感想=
0~40kmまでのパワーデリバリーがトルクフル。アクセルのオンオフにリニアに反応、何時如何なる時も常にパワーバンドキープします。
純正新品だと変速ムラとか一切無しなのにプチ感動。
40km前後でもたつくとかってプーリーフェイスの磨耗やウェイトローラーの偏磨耗が原因って事なんでしょう。
キャブと一緒で、調整なんてせずに交換、交換。


久しぶりに40kmきっかりで変速終了、そこから回るだけ=最高速な感覚を味わいました。
40kmまでの変速も回転一定なのに今までより前に進みます。
クラッチの切れもアクセルオフですぐ切れる感じに。
夏場は問題ないのでしょうが、雪道だとリアロックとトラクション抜けが頻発、すぐにケツ振るね。まあ、慣れの範囲で十分カバーできるレベルです。
最高速は確実に落ちましたが、どこからでも加速する純正プーリーに軍配。