ラジオ体操第一をフルパワーで終えた後、バルブ擦り合せなんかしちゃったりして。
ココで報道関係車両の修理で中断。
2時間後、作業再開。
完全キットのステムシール、
ドラッグバイクって、短命な気がしますが・・・。
茶色が完全キットのシール、さわり心地は駄目シールより硬いのが気になります。
純正シール減ってるなぁ〜写真で見るとデカイのが判りますね。
付けてみて駄目なら純正頼むってのも想定して、紙系ガスケットにオイル塗布。
オイルが残ってる間は貼っつかないから短期間なら再利用できるんだと、コジキレーサー直伝の貧乏臭い技。
ヘッド周りだけは当時物を発掘したので黒ガスケットで。
結構、拘る輩がいるからさぁ〜ガスケットのチラリズム。
穴の位置はOKなんですが、はみ出っぷりがハンパないです。CL50ってカバー形状違った?そんな訳ないよね。流石、昭和のガスケット。
タイ製完全キットのほうが精度高いです。ぴったり合います。
続いてピストンリング。
在庫のリングセット用意の時点で何があっても換える気マンマンですが、一応点検。
黒いのが新品リング。並べてみる限り外径に大きな違いはありませんが、
やっぱ減ってますね。ギリッギリ使えそうではありますが、せっかく開けたんだし換えるのが普通。ってか、変えなきゃ駄目です、0,20は。
合い口で比較すると、これだけ違いがあります。
↓交換前
↓交換後
昨日の写真と比較すると、張り出しが違うような気がします。
突っ込むのは結構大変で竹串プレイを10分ほど。竹串の先っちょは折っておけよ、絶対。
ぶっこみ完了。ここまで来たらゴールは近い。
Oリング2個、
ノックピンは対角、左下と右上。
締め付けトルク1,0k。
インシュレーターのパッキン、古いタイプなのでエンジン側に2枚必要なんですが「完全」には1枚しか入っておらず。
「C92新型」って発掘ガスケットセットに丁度よさげな黒ガスケット。
こんなもんなのかねぇ〜まあ組んだばっかだし。
ちょいと気になったのが、マフラーが嵌めにくくなった事。若干だけどフランジ部が前にいってるんだよね。
ヘッドガスケット厚い?圧縮下がるけど・・・まあ、誤差の範囲内、高いよりは安全。
無事始動。
マフラー内の残留オイルなのか水蒸気なのか良く判らない白煙が出ておりますが、匂いは全く無し。
一昨日まではクッサかったからねぇ〜全然オイルは燃えておりませんね。
アイドリング安定してからカムチェーン調整。
古いカブ系だから、セミオートってヤツなんですね。分解したら調整必須です。
やり方は、APEとかと同様フィーリングで勝負みたいな所があるんですが、APEみたいな基準点は無し。
回転下がった所から1回転前後戻してOK牧場といった事なんですが・・・この車体、状態が良くてボルトBを超緩めても何の変化もございません。流石、ホンダ。
「ホンダのバイクって、音が出たらオシマイだよ〜」と元カワサキマンが言った格言を思い出しました。
カワサキはコロッコロ、ガッサガサ煩さかったもんね、FXの頃なんてさ。