3XV4 フロントバンクピストン交換&クランクシール&クランクベアリング交換〜組立編〜


急ぎます系の入手経路で1日で届いた。神は偉大なり。
センターは予算&神を信じて再利用。


↓右

↓左

こんな規格、汎用ベアリングでは存在しませんので3XV専用、部品供給はヤマハの胸三寸。
直せなくなる日が必ず来ますね。
こんな時、汎用ベアリングでイケちゃう80年代以前の2ストが良いなぁ〜と思います。


大きめのベアリングをカラー代わりにして、


無事圧入完了。ベアリング外周に付いてるピンの向きに注意です。

オイルシールも、この時点で組み込みます。



2回に分けて対角に締め込めってのは判りますが、1回目の締め付けトルクまで指定するシビアさ。こりゃチャランポランな輩には組めませんな。

ボンド塗って締め付け。エンジン側にクランクが嵌りこむので、早々ボロンチョと落下したりしません。片側だけでも結構キッチリ嵌ります。

開始から4時間半、数々の来客にもめげず封印完了。


開始から6時間後、

リアシリンダー組み込み完了。
YPVSバルブは都合外すのでピッカピカに清掃、ベースの締め付けトルクは2,8k。NSRと違って普通のソケットでトルクレンチが使えます。


オイルラインのエア抜きは、

ドリル使って現地調達。
出てきたオイルをリードバルブやマニホールド近辺に指で塗りこんで。
コレが一番確実な方法かと。


開始から9時間経過で、




ココまで。補記類付けるのが難儀ですなぁ〜マニュアルのワイヤー取り回し図もグチャグチャしてて判りにくいし。
こんな時は、自分で取った写真に限る。