37F リザーバータンクの窓を交換

JSバッチのチェンバロ系、最高だな〜300年前の音楽ですが。


37Fのマスターシリンダーは年式によってリザーバータンクの大小がありますが、ピストン径11mm、窓の直径18mm、ニッシン製なのは共通。




皆さんやってるCBX400F用の窓を流用装着する作戦、マイメイトにもやってみようかと。


漏れてはいないんだけど、まもなく崩壊しそうだし、ビジュアル系って事で。


古い窓を外すのに難儀するとの事前情報。

劣化していてグミみたいな感触になっていた窓の大部分を破壊して除去。

裏から外径ピッチリなカラーを当てて指力だけで残りの具を取り出し(案外サクッと取れてフっ㌧だわ。)
簡単に取れない場合は頑張っちゃ駄目。再利用するプレートが歪む可能性があります。
そんな時は、このまま弱火で30分コース直行、残った樹脂を溶かしちゃうのもアリ。臭いけど。

吸い込み口についてるエア混入防止蓋を取り去って、

弱火で30分。水滴垂らして即蒸発する温度になったら、食べごろサイン。

熱膨張差でゆる〜くなってる金属リングを、先っちょがイカれて丸くなってるマイナスドライバーで除去。このマイナス25年来の友、こんな時は大抵コレ。


窓と金属板は合わせ位置があります。

凸凹合わせて装着。外れないように極少量のアロンアルファで固定しても良かったかとアフターフェスティバル。指力だけである程度まで入れて、

最後は文明のリキで圧入。

うん、リフレッシュ。
ここで調子こいて塗装までやっちゃうとイモっぽいバイクになっちゃうんで、窓以外はそのまま。
塗装の剥がれとか色褪せが良いのよ、コレ。


本来はマスターシリンダーも交換しようと思ったんですが、

ケチってAF27ディオ用買ってみたら、全然合わないのね。エア噛むどころか圧縮圧力がゼロ。


裏のゴミ山から拾い出したマスターシリンダーは何用だったんだ?AF27ディオ用とは構造が違いますね。結局高額出費になるという、いつものパターン。
バカですね、コジキは。いや、コジキだからバカなんだね。


ホンモノのシリンダーが来るまで、


何用か不明だけど、こういうシチュエーションで何度か活躍しているマスターシリンダーを仮装着。
1/2あれば、まあ大体のバイクで使えるし。
代車ならぬ代マスターシリンダー。
おかげでメイト200はカッチカチのレバーフィールでございます。
別に1/2マスターでも良いんだけど、寒いからナックルガード付けたいし、窓も新品に換えたし、ダイアフラムも換えたばかりだし・・・と負の連鎖でございます。


と、敗北感満載で外に置いてきたら閃いた。
軸だけ前のチビッたヤツを使って、他のゴム部品だけ使えば良いんじゃね?

早速、鉄ゴミを漁り今まで使ってたシリンダーを救出。その姿、正にコジキ。

ゴムの劣化、形状を確認。