クランク取り外し


ミッションも無いし、クラッチも無い。ホント、クランクだけ外せばOKなスクーターって楽で良いね。
ただ、この状態に達するまでが茨の道ですが。





これぞ吹き抜け!見事に終わってますね・・・。
けど、普通に動いてたんだよ、コレでもさ。夏場の燃費も25kmチョイだったし。

クランク室内は、いつも触ってるポンコツヴィンテージバイクみたいな黒ずみ、錆等は一切無し。
やっぱ酷使してもさぁ〜早々壊れるモンじゃないね。洗車?何それ??戦車??ススメススメヘイタイススメでございますので、一回も洗車なんぞした事がないというバスク祖国と自由仕様。
かえって、過保護な室内犬的使用方法だとぶっ壊れるんじゃね?バイクって。
25年酷使してようやく壊れたんだから、しょうがないよね。良く持ったほうだと思う。


いつも使ってるクランクケースセパレーターも、


ギリギリガールズ
フライホイール側は圧入、プーリー側は差し込んであるだけ、割っちゃえば手で抜けましたが・・・良いのか?それで。

フライホイール側のケースには、

GAG刻印あり。アレ?コレってキャノピーの機種コードだよね。
当方のエンジンはM型、1992年製って事になります。キャノピーもM型からスタート、ココでMF型エンジンと決別したのかぁ〜。
似て非なるモノなんですよ、初期型アップのエンジン。


パーツリストには「ベアリング、ラジアルボール 6304」なんて、規格品でも?という甘い誘惑についついやられそうな表記ですが、

ザッツホンダイズム。市販の6304とは全然違います。タマタマの数は見て判りますよね?サイズも違うんだコレが。だったら6304なんて書くなよなぁ〜。
ベアリングには「SC04A47CS24PX1」と暗号?が刻印されております。
この番号をベアリング屋に伝えても全く相手にされませんのであしからず。


色で判る人には判る?カワサキスーパールーブが沈殿してるのが泣かせます。何故ジャイロになどという無粋な突っ込みは無しで。

錆っぽく汚れてますが、単なる泥汚れ的な何かでした。ペーパーウェスでサクッと退治。


「196」=ストリーム。




コンロッドの変色は仕様なのか?真ん中だけ紫色になってます。普通、ベアリング部分が焼けて変色するから、仕様だろうと楽観視。
測定?怖いからしません。