3号機(Y型) フロントホイール周り

とりあえずフロントタイヤの交換だけでもしておこうかと。


まず最初の難関、アクスルシャフトが完全固着しております。

カラーはバイスでロック解除。
車載状態では打撃力が分散してしまうので、ブレーキワイヤー、サス、サスアームを外してホイールを膝の上に置き、打撃系。


あまりの錆っぷりにホイールからベアリングが外れましたよ。



メーターギアの爪が殆ど残っておりません。ホイール嵌める時に合わせなかったのかな?


進行方向左側のホイールベアリングが終わってたので、何使ってるのかなぁ〜とサービスマニュアルを参照したら、


思いっきり誤植。正解は6201UUでございます。
訂正の半ピラが送られてきたんだろうけどね、当時は。
最近ホンダのマニュアルって2万3万当たり前ですが、誤植は相変わらずみたい。
週刊誌じゃねーんだから、もうチョイ、ね。


ベアリングは'78RM125フロントハブの残骸から6201Uを拝借。
この時代だと、モトクロッサーでもアクスルシャフト12φだったんだね、ヨレただろうね。
但し、流用には夢が広がるサイズです。
ホイールベアリングのサイズは、最近のカブ110プロの下調べで頭の中が6200番台だらけ「アレの使えるなぁ〜」みたいな勘が妙に冴えた状態ですので、すぐピーンと来ました。
ええ、キてますキ印状態ですよ。


ついでですから、サスアームのブッシュも清掃&グリスアップ。

当然の如く、錆で固着しておりました。
まあ普通何もしないわな、こんな所。
新車時にもチョビっとしかグリス塗らなくなった21世紀以降のホンダ、アクスルシャフトなんてプレーン状態ですもんね。で、そのままと。
最近になってリコール出てたけど、初期型8インチ時代からの弱点ですよ、ココ。
せめて、21世紀になった時点でメタルブッシュとかオイルシール使うとかして欲しかったポイントです。


で、タイヤも組んで最終チェック。

最初にやれよ、最終チェック。
本日も不毛な一日でした。
さ、ヤフオクっと。